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台湾のHai Long洋上風力でCAPEのバイブロハンマー使用

台湾のHai Long洋上風力でCAPEのバイブロハンマー使用 洋上風力発電
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台湾のHai Long洋上風力でCAPEのバイブロハンマー使用

CAPE Hollandの掲載記事【2024年1月17日掲載】

CAPE VIBRO LIFTING TECHNOLOGY FOR CDWE’S HAI LONG OFFSHORE WIND FARM IN TAIWAN

(台湾の CDWE の HAI LONG 洋上風力発電所向け CAPE バイブロ リフティング テクノロジー)

https://capeholland.com/news/cape-vibro-lifting-technology-for-cdwes-hai-long-offshore-wind-farm-project-in-taiwan/

2024年1月17日、CAPE HollandはCSBC-DEME Wind Engineering(CDWE)が受注している台湾の洋上風力発電プロジェクト「Hai Long Offshore Wind」向けにバイブロリフティングツールを供給すると発表しました。

CDWEは、2022年11月に「Hai Long Offshore Wind」の洋上風車基礎と風車タービン、そして洋上変電所の輸送と設置について契約を行なっており、作業には4,000トン吊りクレーン船「Green Jade」が使用されるという。

「Hai Long Offshore Wind」ではSiemens Gamesa製の14MW風力タービン「SG 14-222 DD」73基の設置を計画。着床式の基礎はジャケット式を採用。ジャケットの基礎杭打設には「CAPE VLT-640 Single」を使用し、洋上変電所用の基礎杭打設時には「CAPE VLT-640 Tandem」へ変換し、使用する予定だという。

CAPE Hollandは掲載記事の中で自社のバイブロ製品が選択された理由について、杭打設時のリスク軽減と杭を建て起こすために他のツールが必要ないことから設置効率が向上するという点を挙げている。過去に同じ台湾海峡の「彰化洋上風力発電施設」で油圧ハンマーによるジャケット基礎杭打設時、パイルランと呼ばれる杭が地盤の中で落下する事故が起きているので、危険に対する意識が高いというのも基礎杭打設にバイブロを選択した理由に関係しているかもしれません。

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DP3搭載 4,000トン吊り自航式クレーン船「Green Jade」

4,000トン吊り自航式クレーン船「Green Jade」
出典:CSBC
中能洋上風力でジャケット基礎を設置するクレーン船「Green Jade」
出典:CSBC-DEME Wind Engineering
船名Green Jade(環海翡翠)
吊上能力4,000トン吊
長さ216.5m
49.0m
深さ16.8m
推進器アジマススラスター 4×4,500kW
格納式スラスター  2×4,200kW
トンネルスラスター 2×2,500kW
DPSDP3
甲板スペース168m×49m
甲板強度20t/m2(ダブルデッキ)
宿泊設備160人
建造年2023年6月
(建造開始:2020年9月)
建造場所CSBC’s shipyard in Kaohsiung:台湾
所有会社CDWE
(CSBC[台湾]とDEME Offshore[ベルギー]の合弁会社)

台湾初の洋上風力向け自航式大型クレーン船として、台湾南部の高雄市にある台湾国際造船股份有限公司(CSBC)で建造され、2023年6月に完成・引き渡し。4,000トン吊りのメインクレーンは、日本最大の起重機船「海翔」によって設置作業がおこなわれました。

完成後の初作業は、台湾西部の彰化県沖で建設が進められている中能洋上風力(Zhong Neng Offshore Wind)のジャケット設置。

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「Hai Long Offshore Wind」の概要

「Hai Long Offshore Wind」の概要
  • 設置位置:台湾中西部 彰化海岸から西へ約50kmの台湾海峡、水深35~55m
  • 発電容量:1,044MW=Hai Long 2A(300MW)、2B(232MW)、3(512MW)
  • 風力タービン:Siemens Gamesa SG 14-222 DD 14MW×73基
  • 風車基礎:着床式、ジャケット
  • 風車形状:ローター直径 222m、ブレード長さ 108m
  • 運転開始:2026年

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