中国で建造中の800トン吊りクレーン船「華能博強02」にメインクレーンの搭載が完了。特徴的な船体に搭載された長いブームのクレーンは、最大揚程が205m。どうやら改造船のようなので元はフローティングドックのような半潜水式バージだったと思われる。
最大揚程205m 800トン吊りクレーン船完成
中国で建造中の800トン吊りクレーン船「華能博強02」(HUA NENG BO QIANG 02)にメインクレーンの搭載が完了。フローティングドックのような船体上部の高い位置で、さらに長いクレーンポストを搭載した上にクレーンを設置。搭載されたクレーンの吊り上げ能力は800トン、最大吊り上げ高さはなんと205m。船体中央にもクレーンポストがあるので、補助クレーンも搭載しそうですね。
船体寸法は長さ140m、幅37m。新造船ではなく改造船みたいなので、元はフローティングドックだったのかもしれない。
クレーンを製造した润邦重机の掲載記事によると、800トンの最大吊り上げ能力は旋回することも可能、15MW級の風力タービン組み立てが出来るという。
SEP起重機船のようにジャッキアップするレグは搭載されていないので、以前の記事でも紹介したような船底を着底した状態で作業を行うのかもしれません。
700トン吊りクレーン船「巨杰702」は、最大で水深24mまで半潜水して着床可能、その状態でも揚程140m。
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