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中国の2,200t吊 低頭起重機船が完成

起重機船、クレーン船
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2,200t吊 低頭起重機船完成

2021年10月21日、2,200トン吊の低頭起重機船「铁建大桥起1」が完成し、中国鉄建大橋工程局集団有限公司に納入されたようです。

建造費用は約3億元(約53億5300万円、1元=17.84円)、建造期間は413日。

低頭にしている理由はマカオ国際空港近くで橋の建設工事に従事する為だそうです。

日本の羽田空港D滑走路建設工事でも航空制限下の海域で作業するために低頭式に改造した起重機船がいましたね。同様の理由のようです。

低頭式に改造している第28吉田号 2,400トン吊
出典:国土交通省関東地方整備局東京空港整備事務所 | D滑走路建設工事
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「铁建大桥起1」(tie jian da qiao qi 1)

この低頭起重機船は元々、2段階の形状を想定して設計されているようです。

やはり低頭式の需要は薄いようで、マカオでの橋梁工事が終わった後はノーマルの起重機船にする模様。

中国铁建大桥局成立船舶分公司启动建造2200吨起重船 – 船东动态 – 国际船舶网 (eworldship.com)

イメージ図ではジブだけではなく、Aフレームも変更されていますが、そこまで替えるのでしょうか?

クレーン能力は低頭式のL型ジブ、改造後のノーマルジブ、両者ともに2,200トン吊。

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澳氹第四條跨海大橋の建設

「澳氹第四條跨海大橋」は港珠澳大橋のマカオ側人工島とタイパ島を結ぶ橋。

名前はまだ未定で「澳氹第四條跨海大橋」というのは翻訳すると”マカオで4番目の橋”という意味。

橋の建設工事は2020年8月に開始されており、2024年1月に完成予定。

橋の全長は約3.1km、そのうち約2.9kmが海上部。

建設する橋の南側にマカオ国際空港があり、橋の建設海域では航空制限が60m以下になっているそうです。

完成すると8車線

完成すると双方向の8車線、中央の2車線がモーターサイクル専用道路として設計。 

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世界のサルベージ オペレーション

来島海峡で水深60mの海底に沈んだ全長約170mの「白虎」引き揚げをはじめ、日本国内でも多くのサルベージオペレーションがおこなわれています。
世界各地で実施されている困難なサルベージの数々を紹介。

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SEP起重機船 世界ランキング 2023

世界的な再生可能エネルギーへの転換に伴い、洋上風力発電の建設は勢いを増すばかり。
風力タービン設置の専用船ともいうべきSEP起重機船も数多く建造され、大型化する洋上風車に対応するべく既存船アップグレードがおこなわれている。
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