中国で建造中の自航式3,500トン吊りクレーン船「亨通3500」(HENG TONG 3500)の荷重試験が行われ検査に合格。
3,500トン吊りクレーン船「亨通3500」(HENG TONG 3500)
中国で建造中の自航式3,500トン吊りクレーン船「亨通3500」(HENG TONG 3500)の荷重試験が行われ、成功したようです。
テストウェイトで使用されているのは水を入れたタンク。メインフックの吊り上げ能力は3,500トンなので1割増しの3,850トンに設定されているようです。
画像を見るとタンクから水が抜けてるような感じにも見えますが、テストは成功。
建造の様子
最近の中国船建造情報はチェックしてるつもりでしたが、この「亨通3500」に関しては起工、進水などの情報がほとんどありませんでした。調べると、2019年12月に進水した「亨通蓝德」(HENG TONG LANG DE)に似ているので、多分その船体を使用していると思いますが未確定情報です。
2019年12月26日、江蘇省南通市にて進水
2022年3月、クレーン搭載
2022年7月、クレーン荷重試験
「亨通3500」と「亨通蓝德」の比較
微妙に違う部分がありますが、似ている部分もあるという。
船橋は階層、窓の位置、上部の塔などそっくりですが、船名部分の右側が開口になっている所が違います。ですが、後で開けることも出来るので別船という決定打にはならないかな。
結果としては、同じ船の可能性が高いなと思っています。まぁどっちでもいいんですけど。間違い探しみたいで暇つぶしにはなりました。
クレーン付近にある設備は似ています。
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