2022年10月25日未明に奄美大島沖の岩場に座礁したクレーン船「第八瑞穂丸」。座礁から10日目となる11月3日に船内に残っていた燃料油の抜き取り作業が行われたようです。
座礁したクレーン船「第八瑞穂丸」の燃料油抜き取り完了
2022年10月25日未明に奄美大島にある枝手久島の北およそ500m沖の岩場に座礁したクレーン船「第八瑞穂丸」ですが、11月3日に別のクレーン船を使用して船内に残っていた燃料油の抜き取り作業が5時間半かけて行われたようです。
船内に残る燃料油流出による被害拡大が懸念され、地元漁協の方が監視を続けていたという記事もあったのでとりあえずひと安心といったところでしょうか。
別のクレーン船によって回収された燃料は、重油83,000リットル、海水混じりの軽油22,000リットル。事故直後の報道では重油約80,000リットルという事だったので、回収できるものについてはほぼ回収できたようです。
今後は、別の作業船の到着を待って船を移動させる予定だそうです。
座礁したクレーン船「第八瑞穂丸」の燃料油抜き取り作業の様子
別のクレーン船による座礁したクレーン船「第八瑞穂丸」の燃料油抜き取り作業のニュース動画。
撮影位置が少し離れた場所からなので分かりにくいですが、油の抜き取り作業を行う別のクレーン船の揺れ方が結構激しいです。良く作業できたなというレベル。ナウファスで現地付近の波高を確認すると波高約1m、周期7秒。座礁している「第八瑞穂丸」は微動だにしてません。
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