ベトナムでコンテナ船がガントリークレーンに衝突

ベトナムでコンテナ船がガントリークレーンに衝突事件・事故

 ベトナム北部にあるハイフォン港でコンテナ船「TIGER MAANSHAN」がガントリークレーンに衝突する事故が起きた。衝突時の速度がゆっくりだったことが幸いして、ガントリークレーンの倒壊という最悪の事態は免れたが、深刻な被害が出ているようです。

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コンテナ船「TIGER MAANSHAN」衝突事故

 2022年8月10日、ベトナム北部にあるハイフォン港でコンテナ船「TIGER MAANSHAN」が停泊中のコンテナ船に接触し、港湾設備のガントリークレーンに衝突する事故が発生。

コンテナ船「TIGER MAANSHAN」が事故を起こしたハイフォン港(ベトナム)の位置

コンテナ船「TIGER MAANSHAN」

 コンテナ船「TIGER MAANSHAN」は一般的なコンテナ船ではなく、LNGタンクコンテナを運ぶLNGタンクコンテナ船らしいです。何が違うのかはよく分かりませんが。

 船の大きさは全長192m、幅37m。2022年2月に引き渡された新造船。

LNGタンクコンテナ船「TIGER MAANSHAN」
コンテナ船「TIGER MAANSHAN」引き渡し時の記事

Tiger Gas welcomes second LNG tank carrier

(タイガーガス、LNGタンク船2隻目を歓迎)

Tiger Gas welcomes second LNG tank carrier – LNG Prime

 記事によると、コンテナ船「TIGER MAANSHAN」の積載量は、40フィートLNG ISOタンク690個、15,000トン相当のLNGを運ぶことができる。

LNGタンクコンテナとは?
船舶積載型LNGタンクコンテナ
出典:AIR WATER INC

 コンテナ船に積み込みされたLNGタンクコンテナは、輸送後にトレーラーに載せてLNGローリーとしても使用可能な画期的なもの。船での運搬が出来るので、離島などへのLNG需要に対応が可能。

LNGタンクコンテナ(海上・陸上)

船舶積載型LNGタンクコンテナは、高圧ガス保安法と船舶安全法の両方を同時に満たすことにより国土交通省の型式承認を取得した、国内初のLNG輸送容器です。コンテナ船で輸送し、着岸後は専用トレーラーに載せてLNGローリーとしても活用することができます。

LNGタンクコンテナ(海上・陸上) | エア・ウォーター株式会社 製品・サービスサイト (awi.co.jp)

衝突時の動画

 動画を見ると、ガントリークレーンに衝突する前に、手前に係留していた他のコンテナ船に接触。スピードはそんなに出ていませんが、ガントリークレーンに衝突後も止まることは無く、押しながら進んでいきます。

 衝突したガントリークレーンは2012年に設置されたドイツ製だそうです。

 ガントリークレーンが倒壊しなかったのは奇跡的ですが、深刻な被害が出ているようです。事故を起こしたコンテナ船「TIGER MAANSHAN」は、まだハイフォン港に停泊中。

コンテナ船「TIGER MAANSHAN」のAIS情報
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