NHKで放送された有吉のお金発見 突撃!カネオくん「重機!重機!重機!モンスター重機に迫る!」 (NHK総合1、初回放送日: 2022年7月23日)でクレーン船「武蔵」が登場。
クレーン船「武蔵」の大きさにスタジオでVTRを観ていた出演者からも驚きの声が。
もっと頻繁にクレーン船を取り上げた番組があったらいいなと思いました。近々完成予定のSEP起重機船「BlUE WIND」、「CP-16001」とか。お願いします。
「重機!重機!重機!モンスター重機に迫る!」
番組の構成としては、クレーン船だけを取り上げているのではなく、いろんなところで活躍する大型重機がいくつか登場していました。
ですが、メインテーマは「超ド級の性能!モンスタークレーンのお金のヒミツ」という事で基本的にはクレーンが主体。番組終盤の「クセ強重機」のコーナーではクレーン以外の重機も登場。
クレーンのヒミツ
最初にカネオ君が訪れたのは、日本最大手のクレーンメーカー「株式会社タダノ」。番組内で会社名は公表されていませんでした。
「クレーンのヒミツ」としてクレーンはなぜ重たいものを持ち上げられるのか?という疑問を解説しています。
そのヒミツは”滑車”
重たいものはおまかせ クレーン船
カネオ君が訪れた大阪 堺港で現れたのはクレーン船「武蔵」。
おいおい!これまたでかいクレーンを積んだ船じゃのう!
全長107m、ビル40階の高さに相当する132mのクレーンを積んだ巨大なクレーン船「武蔵」
なんで船にこんなバカデカいクレーンを付けたんじゃ?
その理由は、橋の建設や海上の大規模な建設作業をするのに大きなクレーンが必要になるから。
おいおい!ウソじゃろ!?橋を丸ごと持ち上げとるじゃないか!
これにはスタジオでVTRを見ていた出演者からも「えっ!まんま持ってきたの?」という驚きの声が。
吊り上げている橋の全長は228m、重量約3,000トン。
「武蔵」での橋梁設置もたくさん実績があるはずですが、なぜか登場したのは「武蔵」ではなく「富士」。理由は分かりません。
このクレーン船を使えばたった1日で橋を架ける事も出来るんだよという説明にカネオ君は。
他のクレーンに負けまいと話盛っとるんじゃないじゃろうな?
2017年、実際に架けられた宮城県気仙沼 大島大橋の説明を聞くとカネオ君も納得。
夢みたいな話じゃの~
そして話は「武蔵」に戻り、昔は瀬戸大橋の建設でも活躍した歴史あるクレーン船であるという説明。
ここでカネオ君の素朴な疑問が。
橋みたいに重いもん吊って船がひっくり返ったりせんのか?
その対策として、重たいものを持ち上げる時は船に海水を入れてバランスを取っている。
船に海水!?どういうこっちゃ?
普通は、3,000トンもの重いものを持ち上げようとすると、その重さでクレーン船が前につんのめってしまいます。クレーン船には、クレーンが付いている場所の反対側に海水を入れるスペースがあり、そこに海水を入れて船自体を重くすることが出来る。
この仕組みのおかげで吊り上げられる重量は最大3,700トンというとんでもない数値を記録。現時点では陸上のクレーンでここまでの重さを吊り上げられるものは存在しないんだとか。ほんとですかね?
VTR明けのスタジオトーク
カネオ君(千鳥のノブ):「真鍋さんいかがでしたか?」
真鍋さん:「やっぱり、武蔵がかっこよかったですねぇ。アレがないと日本が成り立たないというか、瀬戸大橋が架かったときって四国民にとって大事件だったんですよ!あれ出来る前はフェリーに乗らないと本州に行けなかったんですから」
有吉さん:「そうだよねぇ。アレで広島とか岡山が治安悪くなりましたけど・・・」
真鍋さん:「四国から行ったみたいな言い方しないで(笑)」
カネオ君(千鳥のノブ):「そんなことないんですね(汗)」
スタジオは笑いに包まれていました。
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