ディエップ・ル・トレポール洋上風力でDEMEが€3億以上の契約
DEME OFFSHORE AWARDED THREE CONTRACTS FOR DIEPPE LE TRÉPORT OFFSHORE WIND FARM
(DEME OFFSHORE は、DIEPPE LE TRÉPORT オフショア風力発電所の 3 件の契約を獲得しました)
https://www.deme-group.com/news/deme-offshore-awarded-three-contracts-dieppe-le-treport-offshore-wind-farm
2023年5月3日、DEME Offshoreはフランス北西部に建設予定の「ディエップ・ル・トレポール洋上風力発電所」(Dieppe le Tréport Offshore wind farm)で総額3億ユーロ以上、日本円に換算すると440億円以上(1ユーロ=148円として換算)となる3件の契約を獲得したと発表。
DEME Offshoreが契約した3件の内容は、風力タービン基礎と洋上変電所の輸送・設置と120kmに及ぶアレイ間ケーブルのEPCI契約。
ディエップ・ル・トレポール洋上風力について
フランス北西部のディエップ(Dieppe)から17km、ル・トレポール(le Tréport)から15.5km沖に建設予定の「ディエップ・ル・トレポール洋上風力発電所」(Dieppe le Tréport Offshore wind farm)。
水深14m~24mの設置エリアには、Siemens Gamesaの出力8MW風車「SG 8.0-167 DD」62基が設置される予定。総発電容量は496MW、予定されている2025年の運転開始後は年間2,000GWhの電力生産が見込まれており、およそ85万人分の消費電力量に相当するという。
「ディエップ・ル・トレポール洋上風力発電所」の事業者は、EMYN(Éoliennes en Mer des Îles d’Yeu et de Noirmoutier)というコンソーシアムで、Ocean Winds、住友商事株式会社などで構成されている。同じくフランスで建設予定の「Noirmoutier Offshore wind farm」も同じコンソーシアムによる事業者によってプロジェクトが進められており、洋上変電所と風力タービン基礎の輸送・設置について同様にDEMEと契約している。
「Noirmoutier Offshore wind farm」についての記事👇
よく読まれている記事