サウスブルックリン・マリンターミナルの洋上風力向け改修工事が起工
2024年6月11日、Equinor はアメリカのニューヨーク市にあるサウスブルックリン・マリンターミナル(SBMT)で洋上風力向けの拠点としてアップグレードする工事の起工式がおこなわれたことを発表しました。
SBMTの敷地面積は約73エーカー(約30万m2)。アップグレード工事では既設建造物の解体に始まり、新規および既存バースの浚渫、風力タービンのステージングや部材の地組をおこなう重量物の取扱いが可能なエリアが建設される。さらに Equinor が開発を進めている「Empire Wind 1」の長期運用および保守点検基地として管理棟も建設し、風力タービンデータの測定や24時間監視をおこなうという。SBMTは太陽光発電とEV充電ステーションを敷地内に設置した低排出施設として開発する予定。
SBMTは、New York City Economic Development Corporation および Red Hook Terminals と Industry City の合弁会社でターミナル運営会社の Sustainable South Brooklyn Marine Terminal とともに再開発が進められている。
「Empire Wind」
「Empire Wind」は、アメリカのロングアイランドから15~30マイル(約24~48km)のエリアに Empire Wind 1 と Empire Wind 2 で開発が進められている。総発電容量は2.07GW(1:816MW、2:1,260MW)。
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