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石狩湾新港洋上風力でジャケット基礎杭56本打設完了

石狩湾新港洋上風力でジャケット基礎杭56本打設完了着床式

 北海道の石狩湾新港の沖合で建設中の洋上風力発電所で風車タービンを搭載するジャケット基礎杭56本の打設が完了したそうです。

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石狩湾新港洋上風力でジャケット基礎杭56本打設完了

大型バイブロハンマ―「CAPE VLT-320」による基礎杭打設
出典:CAPE Holland

 北海道の石狩湾新港の沖合で建設中の石狩湾新港洋上風力発電施設で風車タービンの基礎となるジャケットの基礎杭56本の打設が完了。設置作業を行うクレーン船は森長組の1,800トン吊り「第一豊号」。

 今後のジャケット設置は不明ですが、風車タービン設置は2022年10月に完成したばかりの清水建設が建造した2,500トン吊りSEP起重機船「BLUE WIND」で施工する予定。風車タービンは、Siemens Gamesaの8MW風車「SG 8.0-167 DD」が14基。

石狩湾新港洋上風力発電施設の概要
  • 国内最大の8MW洋上風車設置
  • 国内最⼤規模の洋上⾵⼒と蓄電池を保有する施設
  • 設置位置:北海道 石狩湾新港、沖合1.6km
  • 発電容量:SG 8.0-167 DD、8MW×14基=112MW(接続容量99MW)
  • 風車基礎:着床式、ジャケット式(重量750トン)、先行杭
  • 売電先:北海道電力ネットワーク株式会社、売電期間20年
  • 運転開始予定:2023年12月
本数56本
長さ60m
外径2.5m
重量160トン
ジャケット基礎杭の概要

 オランダの CAPE Holland が発表した記事によると、直径2.5m、長さ60m、重量160トンの基礎杭打設には大型バイブロハンマ―「CAPE VLT-320」を使用。基礎杭の吊りピースがパイルグリッパーのすぐ上の高さになる深度まで使われたそうです。

 これまでの作業の画像では油圧ハンマーによる打設しか見ていませんでしたが、1次打設はバイブロ、2次打設は油圧ハンマーという施工の流れだったようです。

 1つ気になった点が、施工時期について。CAPE Holland に掲載されている記事の抜粋。

From May – August 2022, the CAPE VLT-320 was used for the installation of 56 jacket piles with lengths of 60 meter and a diameter of 2.5 meter for the Ishikari Offshore Wind Farm in Japan.

(2022 年 5 月から 8 月にかけて、CAPE VLT-320 は、日本の石狩洋上風力発電所向けに、長さ 60 メートル、直径 2.5 メートルの 56 本のジャケット杭の設置に使用されました。)

56 jacket piles for Ishikari OWF Japan – CAPE Holland

 あれ?石狩湾新港洋上風力発電施設の起工は2022年9月だったような・・・。起工以前に基礎杭の打設を開始していたという事でしょうか?気象海象の時期的なことを考えると、5月くらいから施工を開始する方が効率良さそうなので何とも言えませんが。ちょっと意味不明でした。施工地域に住む方には説明されてるんでしょうね、多分。

-「CAPE VLT-320」より大きなバイブロが3連になった「CAPE VLT-640 Triple」の記事-

気になる森長組の不祥事

 少し前にニュースで報じられた42人が書類送検された件。その後については起訴されたかどうか知りませんが。報道されてしまったので企業イメージは最悪ですね。施工が無事に終わってひと安心。

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