BC-Class1番船の甲板輸送船「CY Frontier」進水


2026年2月15日、中国の江蘇省泰州市にあるJing Jiang Nanyang Shipbuilding(靖江南洋船舶)で建造している甲板輸送船「CY Frontier」の進水がおこなわれました。進水後は艤装埠頭へ移動し、引き渡しに向けた最終仕上げ作業が進められる。
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「CY Frontier」はBigLift ShippingとCY Shipping(Chung Yang Shipping)が靖江南洋船舶と建造契約を締結しているBC-Classの重量物運搬船(Heavy Transport Vessels)4隻のうち1番船にあたる。BigLift ShippingとCY Shippingは重量物輸送について提携しており、重量物運搬船の隻数は建造中のBC-Class4隻を含めると合計8隻。両社が保有・提携する重量物運搬船はBigLift Shippingによって運用がおこなわれている。
BC-Classの重量物運搬船は、長さ180m、幅43m、深さ12m、載貨重量トン数25,000トン。貨物を搭載する甲板スペースは、43m×140mで面積6,020m2。12,000m3/hのバラストシステムを搭載。完全に遮るものが無い甲板は船尾および舷側からSPMTなどによるRo-Ro方式やレール上をスライドさせるスキッドにより貨物の積み込みが可能。
超大型・重量級のモジュール貨物を世界中に輸送するため設計されており、高い航行速力、低い加速度、そして効率的な積み下ろしといった作業における信頼性を重視しているという。フレーム間隔、水深、バラストシステム、潮汐補正機能はBigLiftのMC-Classである「BigLift Barentsz」および「BigLift Baffin」と共通しており、BC-Classの重量物運搬船は完全に互換性を有した上で貨物甲板の延長とフラットデッキによる船尾積載機能の強化を実現している。
保有船および新造船の建造スケジュール

| 船名 | class | 総トン数 | 載貨重量トン数 | 長さ | 幅 | 深さ | 建造年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BigLift Barentsz | MC-Class | 23,134トン | 20,675トン | 173m | 42m | 12m | 2016年 |
| BigLift Baffin | MC-Class | 23,134トン | 20,675トン | 173m | 42m | 12m | 2016年 |
| CY Interocean I | CY-Class | 14,766トン | 15,630トン | 152.64m | 40m | 9m | 2016年 |
| CY Interocean II | CY-Class | 14,766トン | 15,630トン | 152.64m | 40m | 9m | 2017年 |
| CY Frontier | BC-Class | 不明 | 25,000トン | 180m | 43m | 12m | 2025年第4四半期 |
| BigLift Pioneer | BC-Class | 不明 | 25,000トン | 180m | 43m | 12m | 2026年第2四半期 |
| 未定 | BC-Class | 不明 | 25,000トン | 180m | 43m | 12m | 2028年第1四半期 |
| 未定 | BC-Class | 不明 | 25,000トン | 180m | 43m | 12m | 2028年第3四半期 |
今回進水した「CY Frontier」は、建造発表時点(2024年4月)で2025年第4四半期に引き渡し予定だったのでスケジュールがは少し遅れているようです。
BigLift Shippingの掲載情報によると、BC-Class2番船の「BigLift Pioneer」は2026年末にかけて就航予定で、2026年末までに重量物運搬船の運航隻数は6隻になると記載されており、建造スケジュールは全体的に数カ月遅れている模様。



















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