ドイツのルーセン造船所で大規模火災
2024年7月2日、ドイツ キール運河沿いのシャハト=アウドルフにあるルーセン造船所(Lürssen Kröger Werft)で火災が発生。建造建屋内の船舶から出火したとみられており、消防への通報があった時間は午前9時20分頃。建屋内部の温度が非常に高く、消防隊は建屋外側から消火活動を実施。建屋の屋根と外壁の一部が崩壊、煙を吸い込んだ1人が病院に搬送されたものの、幸い重傷者はでなかった。およそ20時間後に火災は鎮火したそうです。
前澤さんのヨット大丈夫?
火災が起きたドイツのシャハト=アウドルフにあるルーセン造船所は、2023年3月に実業家の前澤友作さんが建造するメガヨットの進水式がおこなわれた場所。進水後は内外装などの工程を進める上で場所を移動する様子が確認されており、火災が起きた造船所内にいたのかという前に現在どこで建造が進められているのかも不明。
ルーセンは火災による重傷者は出ていないとし、消防隊の迅速な対応に感謝する短い声明を発表したと報じられており、現時点で火災原因は不明であることを強調したという。
建屋内で建造してた船舶の被害状況について公式な情報は出ていませんが、火災により炎上した船舶はサウジアラビアの船主向けに建造中だった船名不明の Project Honolulu と呼ばれる豪華ヨットではないか、という内容を多くのメディアが報じています。その豪華ヨットは全長246フィート(約75m)、建造価格は約2億5千万ドル、日本円に換算すると約400億円と言われている。
前澤さんのメガヨットは進水時に発表された情報だと2024年9月頃に完成予定ということでした。報道情報を見る限り、前澤さんのメガヨットは火災による被害を受けていない可能性が高そうですが、建造工程の遅延という影響は考えられるかもしれません。無事に完成した姿を見られるといいんですけど・・。
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