中国最大のケーブル敷設船「启帆19」竣工

出典:龙船风电网
2024年7月3日、中国の江蘇海新船務重工が浙江启明海洋電力工程有限公司向けに建造していたケーブル敷設船「启帆19」(Qi Fan 19)が完成し、引き渡しがおこなわれました。
ケーブル敷設船「启帆19」の船体寸法は全長108.6m、幅37.2m、深さ8.6m。船体中央に設置したターンテーブルに海底ケーブル10,000トンを積載することが出来る。積載量を各ケーブル延長に換算すると、3芯の220kV交流ケーブル75km、単芯の300kV直流ケーブル130km、光通信ケーブルだと2,000km。
中国で建造したケーブル敷設船としては最先端の設備を搭載しており、ケーブル積載量10,000トンは中国最大だと報じられています。
ケーブル敷設船「启帆19」の建造タイムライン
- 2022年11月建造開始
- 2023年11月進水
- 2024年5月海上公試
- 7月完成・引き渡し
ケーブル敷設船「启帆19」
船名 | 启帆19 |
総トン数 | 11,912トン |
長さ | 108.6m |
幅 | 37.2m |
深さ | 8.6m |
喫水 | 6m |
ケーブル 積載容量 | 10,000トン |

出典:龙船风电网
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