パイプライン敷設船「Tog Mor」離礁に向けた作業開始

パイプライン敷設船「Tog Mor」離礁に向けた作業開始 事件・事故
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パイプライン敷設船「Tog Mor」離礁に向けた作業開始

メキシコのコアツァコアルコス(Coatzacoalcos)沖で2024年9月7日に座礁したAllseasのパイプライン敷設船「Tog Mor」を離礁させる作業が始まりました。

離礁に向けた作業は9月18日に始められ、全長75mのオーシャンタグ「BOKA ALPINE」、全長24.9mのタグボート「MISS MONSE」、レグ3本の小さなSEP船「CLON」が作業にあたっているという。

座礁したパイプライン敷設船「Tog Mor」は船体の一部で浸水しているという情報もあり、離礁に向けて浮力を確保するための応急処置などがおこなわれているのかもしれません。9月26日時点のAIS情報では引き続き作業がおこなわれているような感じでした。

オーシャンタグ「BOKA ALPINE」

オーシャンタグ「BOKA ALPINE」
出典:Boskalis
船名BOKA ALPINE
総トン数3,239トン
長さ75m
18m
深さ8m
船籍マルタ
建造場所新潟造船(日本)
建造年2006年

タグボート「MISS MONSE」、SEP船「CLON」

パイプライン敷設船「Tog Mor」

パイプライン敷設船「Tog Mor」
出典:Allseas

パイプライン敷設船「Tog Mor」は1976年に建造後、1997年にAllseasが購入し、2001年から2002年にかけてパイプライン敷設船として改造。非自航式のようですが、10点係留設備を備えており、直径60インチ(約1.5m)までのパイプライン敷設が可能。

船名Tog Mor
クレーン能力300トン
長さ154m
27m
深さ6m
宿泊設備144人
船籍マルタ

【動画】離礁に向けた作業

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