洋上風力向け重力式コンクリート基礎の量産化に向けたプロジェクト

2026年1月7日、ノルウェーの大手建設会社AF Gruppenは参画する洋上風力向け重力式コンクリート基礎の量産化に向けたプロジェクト「BetongVIND project」に対して、ノルウェー研究評議会(The Research Council of Norway)から1,100万ノルウェークローネ、日本円に換算すると約1億7,000万円(1ノルウェークローネ=15.5円として換算)の助成を受けたと発表しました。
「BetongVIND project」をおこなうのはAF Gruppen、Multiconsult、DOF、Semar、NTNU(ノルウェー科学技術大学)で構成されるコンソーシアム。重力式コンクリート基礎(GBS:gravity-based structure)の量産化に向けた技術開発と試験をおこない、環境負荷を抑える低炭素化とヨーロッパでの大量生産による強力な地域活性化を目指している。
洋上風力産業は、コスト上昇、困難な海底条件、国際競争の激化に直面していると同時に、風力タービンの大型化に伴い、より大規模で堅牢な基礎の必要性が高まっている。プロジェクトでは、製造方法のさらなる開発、自動化の推進、材料の使用、製造・設置ロジスティクスの最適化をおこない、現在のオーダーメイドのソリューションから、コンクリート基礎の工業化生産への移行が可能になるという。
助成を受けた研究資金は、標準化されたコスト効率の高い製造プロセスの開発に活用され、現在のソリューションと比較してCO2排出量を最大80%削減。
AF Gruppenのプロジェクトマネージャー Eirik Lind Hånes氏は「ノルウェーの供給業界に明確な競争優位性をもたらす、拡張可能で環境に優しい製造方法を確立することが目標。ノルウェー研究評議会の支援を受け、最終顧客のコストとリスクを軽減する、競争力のある着床式洋上風力向け基礎バリューチェーンを構築することを目指しています」と述べている。
「BetongVIND project」の総予算は2,000万ノルウェークローネ(約3億1,000万円)を超えており、2026年1月に開始される予定。




















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