韓国初のケーブル敷設船「PALOS」就航
Taihan held a PALOS Commissioning ceremony
(TaihanがPALOS就航式を開催)
出典:https://www.taihan.com/en/news/pr/taihanNewsDetail?idx=635&schKey=&schField=TITLE&queryString=pageNo%253D1%2526rowSize%253D9%2526schField%253DTITLE%2526schKey%253D
2024年7月24日、Taihan Cable & Solutionは韓国西部の忠清南道にある唐津市(Dangjing)の埠頭でケーブル敷設船「PALOS」の就航式が開催されたことを発表しました。Taihan Cable & Solutionのプレスリリースによると、ケーブル敷設船「PALOS」は、自航式で最大4,400トンのケーブル積載能力があり、韓国で唯一のケーブル敷設船であると述べています。
Taihan Cable & Solutionは今後、ケーブル工場をさらに建設し、より大型のケーブル敷設船を確保して世界の洋上風力産業の強国になることを目指すとしている。
Taihan Cable & Solutionは、1955年に韓国初のケーブル製造企業として設立し、忠清南道の唐津市に自社製造工場があるほか、ベトナム、南アフリカ、サウジアラビア、クウェートにも生産子会社を持つ電気・通信用ケーブルに関する韓国企業。ウェブサイトの沿革には、KEPCO(関西電力)の「Top Quality Power Manufacturer」(最高品質の電力メーカー)を2019年と2020年に2年連続で受賞したことが掲載されていました。
ケーブル敷設船「PALOS」は2010年建造
就航式がおこなわれたケーブル敷設船「PALOS」は新造船という訳ではなく、2010年5月にオランダで建造されていたようです。
建造時の船名は「STEMAT SPIRIT」。その後、BoskalisがVolkerWesselsのオフショア関連事業を買収し、海事セクターのStematが含まれていたことからBoskalisの所有となり、韓国のTaihan Cable & Solutionへ売却という経緯。
ケーブル敷設船「PALOS」は、フランス船級協会のBureau Veritasで船級登録されています。
船名 | PALOS |
総トン数 | 5,551トン |
DWG | 6,898トン |
長さ | 90m |
幅 | 28m |
深さ | 6.5m |
DPS | DYNAPOS-AM/AT-R (Class 2 相当) |
船籍 | 韓国 |
建造年 | 2010年5月 |
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