少し古い情報ですが、中国の江蘇省沖合に設置された世界最大の洋上変電所。その想像を絶する大きさはナント15階建てのビルに相当する大きさ。
如東洋上風力発電所
2021年7月に世界最大の洋上変電所が設置されたのは、江蘇省沖にある江蘇省如東洋上風力発電所(Jiangsu Rudong offshore wind farm)。
電気についてあまり詳しくないので記事を読んで理解したことし書けませんが、長距離送電を行う場合、直流の方が送電ロスが少なくなるそうです。設備面でのデメリットもあり、どれくらいの送電距離にコスパ境界があるのかは知りませんが、ある程度の送電距離になると直流の方がロスが少なくなる。日本の洋上風力でも沿岸から少し離れた場所に洋上風力発電所を建設した場合は、変電設備が必要になる。
見た感じでその大きさが分かりますが、全長89m、幅84m、高さ44m、重量は22,000トン。
その高さは15階建てのビルに相当する。
変電設備を搭載している半潜水式バージは「zhao shang zhong gong 3」
22,000トンを1隻で吊り上げられるクレーン船はいないので、半潜水バージに搭載して、潮汐と喫水調整で設置。
洋上変電所の大きさよりもその横にいる変わったクレーン船に気を取られてしまう。なんですかあれは?
変わった形状のクレーン船は、変電設備の横でジャケット杭の打設を行っているようです。結局、よく分かりませんでした。
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