中国で3,000トン吊りクレーン船「勇建3000」進水

洋上風力発電
スポンサーリンク

「勇建3000」(Yong Jian 3000)進水

 2022年2月21日、中国で3,000トン吊りのクレーン船「勇建3000」(Yong Jian 3000)が進水。

 クレーンはまだ搭載されていません。

 完成予定は2022年5月

 ペラなど推進器は無く、完全な非自航式

画像から船体寸法を推定

 船体寸法は不明ですが、結構デカい。画像から船体寸法を推定してみます。

 正確な寸法が分かるのはドラフトマークしかないのでそこを基準に。船底側の表記スタートは2mから。

ドラフトマークは2mから表記スタートしてます

 この2mから判別すると深さは推定14.0m

 喫水線から甲板までの長さは6m

 次に、深さから船幅を推定。幅は推定35m

 最後に長さ。

 喫水線から甲板までの長さ6mを基準にすると船体長さは推定140m

 結果、画像からの推定値を含めた概要は以下のようになりました。

 画像からの推定なので船体寸法は誤差がひどいかもしれません。あくまで推定という事で。

船名勇建3000
(Yong Jian 3000)
吊上能力3,000トン吊(固定)
2,400トン吊(旋回)
長さ140m(推定)
35m(推定)
深さ14m(推定)
建造年2022年5月(予定)
所有会社舟山勇建海洋工程有限公司
船体寸法など

 船体寸法をあらためて見ると、船幅に対して船長が長いのと深さの値が少し大きいように思いました。

 逆に言うと船の長さに対して船幅が短い気がします。船の安定性が悪くなりそう。深さも大きいので重心が高くなってなおさら悪いような。

進水時の動画

 進水中と進水後の動画。

 最初の進水中の動画 1:20 あたりで白い煙が出てるのは船体が擦れてる感じに見えます。建造場所の幅と船体の幅がカツカツ。

スポンサーリンク
興味深い海の世界

あらゆるものが巨大な海の世界。
なかでもインパクトの強い画像を中心に海の世界を紹介。

スポンサーリンク
世界のサルベージ オペレーション

来島海峡で水深60mの海底に沈んだ全長約170mの「白虎」引き揚げをはじめ、日本国内でも多くのサルベージオペレーションがおこなわれています。
世界各地で実施されている困難なサルベージの数々を紹介。

Crane1000をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

タイトルとURLをコピーしました