Windcatcherという巨大な洋上風車に3億円の技術開発助成金

Windcatcherという巨大な洋上風車に技術開発助成金浮体式

 Windcatcherという複数の風車を組み合わせた巨大な浮体式洋上風車の開発支援として、ノルウェー政府系企業のEnovaから2,224万ノルウェークローネ(約3億円)の技術開発助成金が授与された。かなり飛びぬけた発想なので無理だと思っていましたが、2023年にパイロットタービンがノルウェーに設置される予定だそうです。

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「Windcatcher」に約3億円の技術開発助成金

Windcatcher
出典:windcatching.com

 2021年6月に発表され、Wind Catching Systemsが開発を進めている「Windcatcher」。半潜水式の浮体基礎に1MW風車を117基設置するという斬新な発想。

 2022年10月17日のWind Catching Systems に掲載されたプレスリリースによると、ノルウェー政府系企業のEnovaから2,224万ノルウェークローネ(約3億円)の技術開発助成金が授与された。この助成金は「Windcatcher」を設置する設計、建造、試験のための支援。

2023年にパイロットタービンを設置予定

 開発が進められている「Windcatcher」のパイロットタービンは2023年にノルウェー西海岸の「Mehuken wind park」で設置予定だそうです。「Mehuken wind park」は陸上にある運用中の発電所なので「Windcatcher」の上部構造をスケールダウンしたものをテストするつもりなのでしょうか?

「Windcatcher」の概要

5台の「Windcatcher」は15MW風車25基分の発電能力
出典:windcatching.com

 フルスケールの「Windcatcher」は1台で15MW風車5基分の発電容量という大きさ。1MW風車が117基設置されていて、その高さは300m以上。画像でも比較の為にエッフェル塔(高さ330m)や大型客船(全長約360m)などがイメージ図に描かれていますが、とんでもない大きさ。

 Wind Catching Systemsによると以下のようなメリットが「Windcatcher」にはあるそうです。

「Windcatcher」の利点
  • 浮体式洋上風車のエネルギー生産を最適化する設計
  • 設置時に特殊な設置船が不要
  • 50年の設計寿命

 使用する海域面積に対しての発電量は大きくなるのかも。15MWの洋上風車が巨大過ぎて「Windcatcher」の大きさが霞んでますね。VestasのV236-15.0MWでローター直径236mなので「Windcatcher」がそこまで大きく見えない感じ。そして、同一の浮体上にある風車に関してはアレイケーブルが不要。

 設置に関しては港内で組立を行い、設置海域へ曳航して係留という流れ。確かに現地海域でSEP船などによる組立は無いかもしれませんが、高さ300mの位置に風車を設置する作業は結構大変なのでは?それと浮体部分の詳細がないので分かりませんが、相当な大きさの浮体が必要になるはず。「Sleipnir」くらいの大きさの上に「Windcatcher」を乗せるような感じでしょうか。

 「Windcatcher」実現可能だと思いますか?

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