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リトアニア沖で洋上風力の海底調査中に長さ70mの沈没船発見

リトアニア沖で洋上風力の海底調査中に長さ70mの沈没船発見 洋上風力発電
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リトアニア沖で洋上風力の海底調査中に長さ70mの沈没船発見

Ignitis Groupの掲載記事【2023年12月5日掲載】

Ignitis Renewables discovered a shipwreck during the seabed survey in the Baltic Sea

(Ignitis Renewables はバルト海の海底調査中に難破船を発見)

https://ignitisgrupe.lt/en/news/ignitis-renewables-discovered-shipwreck-during-seabed-survey-baltic-sea

2023年12月5日、Ignitis Renewablesはリトアニア沖のバルト海で洋上風力発電所建設に向けた実現可能性を評価するための海底調査実施中に、水深38mの海底で横たわる沈没船を発見したことを明らかにした。発見された沈没船は長さ70m、高さ6m。

沈没船が発見された海域は、リトアニア初の洋上風力発電所として総発電容量700MWの風力タービンを設置する計画で開発が進められており、広さ120km2の海域ではこれまでに詳細な海底調査がおこなわれたことはないという。これまでにリトアニアの文化省に属する文化遺産局(DHC,Department of Cultural Heritage)で登録されている沈没船の場所は19件と少なく、今後のさらなる詳細調査によって歴史的価値があると判断された場合には20件目として登録される可能性があるという。

海底調査をおこなったのは、Fugroの物理探査船「Fugro Frontier」。長さ54m、幅12m、2014年に建造。

今後は、歴史的および水中考古学的調査がおこなわれ、沈没船がどのような船なのかといった身元を特定する調査がおこなわれるそうですが、当事者としてどうなんでしょう。Ignitis Renewablesの掲載記事では、海底調査データの提供をおこない、歴史的に価値がある発見だと信じていると書かれており、発見によって計画が遅れるような文面はありませんでした。

船名Fugro Frontier
総トン数1,309トン
長さ54m
12m
船籍バハマ
建造年2014年
物理探査船「Fugro Frontier」
出典:Fugro
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