オランダ沖の「フリーマントル・ハイウェイ」一時停泊場所に到着
現地時間の2023年7月25日夜にオランダ沖を航行する全長約200mの自動車運搬船「フリーマントル・ハイウェイ」(FREMANTLE HIGHWAY)の船倉から火災が発生した事故で、火災鎮火は確認されていないものの煙の量が大幅に減少したことから追加の曳航索接続に成功し、2隻のタグボートによって「フリーマントル・ハイウェイ」を曳航。オランダのスヒールモニコーフ島とアーメラント島から北へ約16km沖合の一時停泊場所に7月31日11時30分(日本時間31日18時30分)頃に到着。そして、アンカーによる係留をおこなったという。
最終的に移動させる港については、まだ決まっておらず、一時停泊場所で火災の鎮火確認や船体の損傷具合を確認する作業がおこなわれるものとみられる。船内の状況や気象海象予報、付近の港の設備や利用状況などによって適切に判断されるという。仮係留後もタグボートの曳航索は接続されたままで、付近には油の流出に備えて、流出した油を除去する15mのアーム2本を搭載した油回収船「ARCA」も待機している。
自動車運搬船「FREMANTLE HIGHWAY」
船名 | FREMANTLE HIGHWAY |
船種 | 自動車運搬船 |
総トン数 | 59,525トン |
長さ | 199.97m |
幅 | 32.26m |
建造年 | 2013年12月 |
建造場所 | 今治造船 |
油回収船「ARCA」
船名 | ARCA |
総トン数 | 2,034トン |
長さ | 83.2m |
幅 | 13.1m |
速力 | 13ノット |
建造年 | 1998年 |
「フリーマントル・ハイウェイ」火災の時系列画像
当初の発表では、自動車運搬船「フリーマントル・ハイウェイ」に積まれている車両のうち電気自動車(EV)は25台という報道でしたが、実際は積載している新車3,783台のうち498台がEVだったことが報じられています。
オランダ沿岸警備隊による発表では火災原因について不明のままですが、積まれていた車両のうち約500台のEVが出火の原因である可能性が高く、6日間という長期間に渡って燃え続けている要因にもEVが関係していることが考えられます。
オランダ沿岸警備隊(Kustwacht Nederland)と水管理委員会(Rijkswaterstaat)に掲載されている「フリーマントル・ハイウェイ」の様子を時系列に沿って確認すると、長期間に渡って火災が継続していることが分かる。
- 7月26日9時28分 更新
- 7月26日14時27分 更新
出典:Kustwacht Nederland - 7月26日17時53分 更新
出典:Rijkswaterstaat - 7月27日16時27分 更新
出典:Kustwacht Nederland - 7月28日16時51分 更新
出典:Kustwacht Nederland - 7月29日14時52分 更新
出典:Kustwacht Nederland - 7月29日17時21分 更新
出典:Kustwacht Nederland - 7月30日16時27分 更新
出典:Kustwacht Nederland - 7月31日13時04分 更新
出典:Rijkswaterstaat - 7月31日16時25分 更新
出典:Kustwacht Nederland
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