2021年8月に青森県八戸港の沖で座礁した木材チップ専用船 CRIMSON POLARIS。2022年10月前半には撤去が開始される予定だった船尾部分が海面から確認できなくなっているようです。
撤去予定の船尾部分が消えた!?
2021年8月に青森県八戸港の沖で座礁した全長約200mの木材チップ専用船 CRIMSON POLARIS。昨年9月に船首部の撤去は完了、現場に残されていた船尾部の撤去作業が2022年10月に始まる予定でしたが、海面から見えていた船尾部が消えて見えなくなったそうです。荒天による波浪の影響だと思いますが、ちょうど波がよく当たりそうな感じで座礁してたから仕方ないですね。
予定では、2022年10月初旬に撤去するクレーン船が八戸港に入港し準備を行い、10月前半には3分割された船尾部の機関室部分が撤去される見込みでした。
10月12日以降に消えた船尾部の調査を行うという事ですが、仕切り直しになる可能性もあります。撤去吊り上げ用のクレーン船を呼ぶ段階だったので船尾部の分割・分断がほぼ終わっていて波浪で分解してしまったのか、または海底の深い方へ転がってしまったのか、調査して確認するしか手段はなさそうです。
撤去を行うクレーン船は海翔?
船尾部の撤去を行うのは、寄神建設㈱所有の4,100トン吊り起重機船「海翔」という情報が、さだかではありませんが。それっぽいAIS情報が先日からずっと東京湾に停泊中。撤去する船尾部が見えなくなったので八戸港への回航を待機させられているとすれば、合点がいくのでそういうことなのかも。
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