大金重工が2隻目のフランス向けモノパイル出荷
中国のDajin Offshore Heavy Industry(大金重工)はフランスの「Iles d’Yeu et de Noirmoutier offshore wind farm」向けとなる2隻目のモノパイルを出荷したと発表。
巨大なモノパイルを20本積んで中国の山東省煙台市蓬莱区にある生産基地を出港したのは、Boskalisの半潜水式重量物運搬船「Blue Marlin」。2カ月前の2024年2月に中国を出発した1隻目の「Black Marlin」は積載本数11本だったので、2隻目の20本と合わせると計31本。「Iles d’Yeu et de Noirmoutier offshore wind farm」で設置予定の風力タービン全62基の半分を出荷したことになる。
モノパイル1本当たりの重量はおよそ700トン。20本だと約14,000トンになる計算ですが、半潜水式重量物運搬船「Blue Marlin」の載貨重量トン数(DWG,Deadweight)は76,292トンであるため全く問題無い。
モノパイル20本の積込に7日間
大金重工は、LinkedInへの投稿でモノパイル20本を運搬船「Blue Marlin」へ積み込む作業に7日間かかったと述べています。
積込が完了した荷姿を見ると甲板がモノパイルでほぼ見えない程、限界までモノパイルを搭載。美しいです。
「Blue Marlin」のAIS情報によると、フランスへ向け中国を出港したのは4月6日。
半潜水式重量物運搬船「Blue Marlin」
船名 | Blue Marlin |
総トン数 | 51,821トン |
載貨重量トン | 76,292トン |
長さ | 224.8m |
幅 | 63.0m |
深さ | 13.3m |
最大甲板深度 | 船首:11.4m 船尾:15.1m |
船籍 | マルタ |
建造年 | 2000年 |
出典:Wikipedia | Public Domain, Link
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