HexiconとIX Windは、台湾で1,300MW以上の浮体式洋上風力発電プロジェクトについて開発及び建設のために提携したことを発表。Hexiconは1つの浮体基礎に2つのタービンを搭載するTwinWindと呼ばれる特許取得済みの技術を持っており、将来的に実装する可能性についても言及している。
HexiconとIX Windが台湾沖の浮体式洋上風力で提携
2023年2月15日、HexiconとIX Windは、台湾で1,300MW以上の浮体式洋上風力発電プロジェクトについて開発及び建設に向けたサービス提供のために提携したことを発表した。プロジェクトは早ければ2028年に試運転が開始される予定。
Hexiconはヨーロッパ、アフリカ、アジア、北米のいくつかの市場で事業を展開し、特許取得済みの浮体式風力基礎のTwinWindという斬新な技術を持っている。
TwinWindは、1つの浮体基礎に2つのタービンを搭載することで単一の風力タービンに比べ、設置海域面積当たりの発電電力量が増加するという特徴がある。搭載する風力タービンは主要なタービンすべてと互換性があり、3MWから15MW以上がサポート範囲。将来的な風力タービンの大型化に合わせてTwinWindのサポート範囲も進化させるという。
IX WindのCEOである Eric Kamphues 氏は、次のように述べている。
“With Hexicon, we have found a knowledgeable and strong partner in this emerging floating wind market,Their track record of securing floating offshore wind projects in cooperation with large players is a testament to their expertise. Furthermore, there may be opportunities to implement their patented TwinWind™ foundations in the future.”
「Hexiconによって、この新興浮体式風力発電市場で知識豊富で強力なパートナーを見つけることができました。大規模なプレーヤーと協力して浮体式洋上風力発電プロジェクトを確保してきた彼らの実績は、彼らの専門知識の証です。 さらに、将来的には、特許取得済みの TwinWind™ 基礎を実装する機会があるかもしれません。」
https://www.hexicongroup.com/media/#/pressreleases/hexicon-and-ix-wind-join-forces-for-taiwans-floating-wind-market-3233840
よく読まれている記事