メキシコからのコンテナで323㎏のメタンフェタミンを押収
2023年10月6日、フィリピンのマニラ国際コンテナターミナルでコンテナからメタンフェタミン323kgが発見・押収されたという。押収された覚せい剤は推定市場価値22億フィリピンペソ、日本円に換算すると約57億2千万円に相当。
ラベルにはビーフジャーキーと記載して偽装
コンテナ内から発見されたメタンフェタミンは、小包1,000個以上に小分けされた状態で、ラベルにはビーフジャーキーと表示されていたという。
覚せい剤が発見されたコンテナは、メキシコからの貨物として2023年2月にマニラ国際コンテナターミナルへ到着。フィリピン当局は、違法薬物の受取人を特定するため手がかりを追っているという。
フィリピン沿岸警備隊が覚せい剤を “SHABU” と表現
PCG SUPPORTS INTERCEPTION OF ₱2.2B WORTH OF SHABU
(PCG、22億フィリピンペソ相当のシャブの押収を支援)
https://twitter.com/coastguardph/status/1711215639837466624
覚せい剤323kgが押収されたことも驚きなんですが、もっと衝撃的だったのがフィリピン沿岸警備隊のSNSへの投稿でメタンフェタミンのことを「現地では ”SHABU”(シャブ)として知られている」と表現していた点。
馴染みは無いけど、覚せい剤が隠語でシャブと呼ばれていることは多くの方が知っていると思います。日本で使われている隠語をフィリピン沿岸警備隊のSNSで見るという衝撃。
もしかすると、同じアジアなので日本からフィリピンへ ”シャブ” という言葉が伝わったのかもしれませんし、逆に外国で使われていた隠語が日本で使われるようになったのかもしれません。
”シャブ”の語源を調べても確定的なものはありませんでした。
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