定まらない大分ホーバークラフト就航予定、11月中の運航開始目指す
大分空港と大分市内を結ぶ海上交通アクセスとして2024年秋の就航を予定している大分ホーバークラフトについて、運航会社の大分第一ホーバードライブは11月中の運航開始を目指す考えを示したという。
現在、ホーバークラフト運航に必要な国の認可を待っている状態で、許可が下りてから就航までは安全検査などで2~3週間はかかる見通し。仮に運航開始を11月30日とした場合、安全検査などの期間を逆算すると遅くても11月15日には国の許可が下りなければ間に合わないというスケジュール。
国の許可が下りて運航開始のスケジュールが見通せるようになった時点で改めて就航日時を発表すればいいと思うんですが・・。定まらない予定を発表することで間に合わなかった時にスケジュールが遅れているという焦りの気持ちが生まれそう。
大分ホーバークラフトでは、これまでの操縦訓練中に4回の事故が起きており、その安全性に対して厳しい目が向けられているのは間違いない。
大分ホーバークラフトで操縦訓練中に起きた事故
大分ホーバークラフトは当初、2023年度中の運航開始に向けて準備が進めれれていましたが、2023年11月に起きた1番船「Baien」の事故を受けて、同年12月に運航開始時期を2024年秋に延期すると発表。その後も大分ホーバークラフトでは3件の事故が発生し、計4件の事故が起きています。
大分ホーバークラフトで操縦訓練中に起きた事故
- 2023年
11月8日 - 2024年
3月21日 - 4月25日
- 7月5日2番船「Banri」西大分発着場でスロープ側面に衝突
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