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輪島港に続き珠洲市の飯田港でも啓開作業をスタート

輪島港に続き珠洲市の飯田港でも啓開作業をスタート 国内ニュース
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輪島港に続き珠洲市の飯田港でも啓開作業をスタート

2024年2月27日、国土交通省 北陸地方整備局は輪島港での浚渫による啓開作業に続き、珠洲市の飯田港でも啓開作業を開始しました。

飯田港では、緊急物資等を輸送する船舶の航路内に被災した防波堤ブロック類が飛散し、船舶や漁具が沈没している状況。そのため、被災した防波堤の消波ブロック及び転覆等したおよそ15隻の船舶引揚げ、移動作業を実施するという。

現状は主に港に入ってすぐの西側にある岸壁(-4.5m)を利用していますが、啓開作業によって漁船だまりの奥にある物揚場(-4m)も利用できる状態にする。潜水士がブロック類や船舶・漁具など沈下物の存在を確認した後、起重機船による引き揚げ作業をおこない、引き揚げた船舶・漁具類等は、岸壁(-4.5m)のふ頭用地内に仮置き。また、ブロックや転石等は、防波堤の基礎上に水中仮置きして防波堤復旧工事での再利用を予定している。

輪島港では海底が1~2m隆起したため浚渫による啓開作業をおこなっていますが、飯田港で予定されているのは横転・沈没した船舶、海底に沈んでいるブロック類や漁具などの引き揚げ作業だけのようです。沈下物の引き揚げによって港を利用する最低限の水深確保が出来るという点では、将来的な港復旧を考えた時の見通しが明るいと言えそう。しかし、飯田港では地震や津波によって防波堤が損壊しているため、港を元の健全な状態へ復旧するには相当な時間が掛かりそうです。

啓開作業の概要
  • 現在主に利用している岸壁(-4.5m)のほか、物揚場(-4m)についても利用できるように漁船だまりの啓開作業を実施
  • 潜水士がブロック類や船舶・漁具など沈下物の存在を確認した後、起重機船による引き揚げ作業を実施
  • 引き揚げた船舶・漁具類等は、岸壁(-4.5m)のふ頭用地内に仮置き(所有者が所有権を放棄する場合は北陸地方整備局で処分予定)
  • ブロック、転石等は、防波堤の基礎上に水中仮置き(防波堤復旧工事での再利用を予定)
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石川県珠洲市飯田港を映した震災前後の画像

石川県珠洲市飯田港(津波による防波堤損壊)
出典:内閣官房 | 令和6年能登半島地震に係る被災地域に関する加工処理画像について
石川県珠洲市飯田港(Googleマップ航空写真)
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