第一海堡にプレジャーボート乗揚げ、事故原因は船長の居眠り

第一海堡にプレジャーボート乗揚げ、事故原因は船長の居眠り 国内ニュース
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第一海堡にプレジャーボート乗揚げ

2024年7月6日午前3時半頃、千葉県富津市沖の第一海堡にプレジャーボートが乗揚げる事故が発生。

プレジャーボート乗船者からの118番通報による救助要請を受けて、木更津海上保安署の巡視艇と富津漁協の救助艇2隻が現場に急行し、救助を実施。プレジャーボートには船長を含めて3人が乗船しており、3人全員が負傷した状態だったという。船長は頭や肩を強く打ち重傷、同乗者の1人は頸椎骨折、同乗者のもう一人は後頭部打撲。

座礁した船は長さ約7mのプレジャーボート。事故当時は午前2時20分頃に東京都中央区を出発して、千葉県の館山市洲崎沖で釣りをする予定だったそうです。

第三管区海上保安本部は緊急情報として第一海堡にプレジャーボートが乗揚げたままになっていることを発表し、付近航行船舶への注意喚起をおこなっています。

【緊急情報】乗揚げ船情報(第一海堡)(2024年07月06日07時00分 発表)
出典:海上保安庁 | 第三管区海上保安本部

事故原因は船長の居眠り

報道されている情報によると、事故原因について船長は「居眠りをしてしまった」と話しているそうです。

プレジャーボートが出発した東京都中央区から乗揚げた第一海堡までの距離は約40km(約21海里)。そして、午前2時20分頃に出発して事故が起きた時刻が午前3時30分頃なので、およそ20ノット(約37km/h)という速力で航行していたことになります。

事故当時のスピードを考えると、重傷者は出たものの致命傷にならかったのは不幸中の幸いと言えそう。もし仮に乗揚げではなく航行中の船舶に衝突していたらと考えると恐ろしい。プレジャーボートであっても船長として操船する場合は、自身の命のほかに同乗者の命も預かっているということを肝に銘じる必要がある。

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