パリ五輪開会式、セーヌ川を船で下る初の船上アスリートパレード実施
2024年7月24日〜8月12日にフランスで開催されるパリオリンピック(パリ五輪)。なかでも7月26日の開会式は、オリンピック夏季競技大会史上初めてスタジアムの外でおこなわれるという。
アスリートパレードは、7月26日19時30分(日本時間 27日2時30分)にアウステルリッツ橋を出発。パリ中心部を流れるセーヌ川を東から西へ約6km下り、イエナ橋に到着したパレードは式典のおこなわれるトロカデロ広場に向かう。オリンピックに参加する10,500人の各国代表選手団はボートに乗って移動。各ボートにはテレビやインターネットの視聴者がアスリートを間近で見ることができるようにカメラが設置されている。
アスリートパレードがおこなわれるアウステルリッツ橋~イエナ橋の区間にアクセスする観客はチケットが必要ですが、アウステルリッツ橋より上流側はチケットなしでアクセスできるそうです。エリア内には80台の巨大スクリーンとスピーカーが配置され、開会式の魔法のような雰囲気がパリ全体に広がり、数10万人もの観客がセーヌ川沿いの祝典に参加できるという。
パリオリンピックでは新種目として採用されたブレイキンをはじめ、スポーツを都市の中心にもたらすことで競技スポーツの革新に取り組んでいますが、スタジアムの外で開催される開会式もその取り組みの1つになる。
とても面白い試みだと思いますが、スタジアム内での開催に比べるとテロ対策など警備を実施するエリアが非常に広範囲になるため安全面が少し不安な気もする。
セーヌ川沿いの観客席
【#取材班が現場から】
— NHKスポーツ (@nhk_sports) July 23, 2024
/#セーヌ川 でも準備着々
\#パリオリンピック2024
開会式では船に乗った選手が
セーヌ川をパレード予定
川沿いには仮設の観客席が
警備は厳しさを増し
人通りもまばらです
奥に見えるのが
競技会場の1つグランパレ
👇開会式はNHKで中継https://t.co/INFfSDPS4K pic.twitter.com/AfBtph1vde
3Dプリンターで建造の自律型電気フェリーはコンセッション取り消し
Pont van Roboat en Holland Shipyards Group niet naar Olympische Spelen in Parijs
(RoboatとHolland Shipyards Groupのフェリーはパリオリンピックに参加しない)
出典:https://www.schuttevaer.nl/nieuws/actueel/2024/07/18/pont-van-roboat-en-holland-shipyards-group-niet-olympische-spelen-in-parijs/
2023年3月、パリオリンピックに向けて建造を開始した自律航行する電気フェリーについて、当ブログでも取り上げましたがコンセッション取り消しとなった為、オリンピック期間中にフランスで稼働する姿を見ることは出来なくなったそうです。残念。
自律航行する全長9m、幅3.9mの電気フェリーという特長のほかに、3Dプリンターで建造という興味深いフェリー。
よく読まれている記事