東洋建設の自航式ケーブル敷設船「DISCOVERY」間もなく日本到着

東洋建設の自航式ケーブル敷設船「DISCOVERY」が引き渡し場所のノルウェーから約29,000kmの長い航海を経て、間もなく日本に到着します。
自航式ケーブル敷設船「DISCOVERY」の建造が開始されたのは、2年以上前の2024年7月。ルーマニアのVARD Brăila ShipyardおよびVard Tulcea Shipyardで船体建造と一次艤装をおこなった後、ノルウェーのTomrefjordにあるVard Langstenへ回航して二次艤装および総合試運転を実施。2026年6月にノルウェーのVard Langstenで東洋建設へ引き渡しがおこなわれました。
- 2023年12月建造契約締結
建造契約時点で引き渡し予定は2026年上半期
- 2024年7月建造開始
VARD Brăila ShipyardでFirst Steel Cutting Ceremony実施
- 9月起工式
起工式(Keel Laying Ceremony)
- 2025年2月船体後部の進水
- 6月末進水式
Launching Ceremony
- 12月最終艤装に向けてノルウェー到着
ノルウェーのTomrefjordにあるVard Langstenへ到着
- 2026年6月引渡し
- 7月ノルウェーのVard Langstenを出発
- 10月7日日本(水島)到着予定
自航式ケーブル敷設船「DISCOVERY」は、2026年7月17日10時ごろ(ノルウェー時間:UTC+2)ノルウェーのVard Langstenを出発し、アフリカ南端の喜望峰を通るルートで日本に向けた航行を開始。航行距離は約29,000km(約15,700海里)。
2026年9月29日時点でフィリピンのマニラ西部沖を航行中で、目的地は岡山県水島となっており、到着予定は10月7日10時(日本時間:UTC+9)。

出典:Marinetraffic
自航式ケーブル敷設船「DISCOVERY」の概要

出典:VARD
自航式ケーブル敷設船「DISCOVERY」は、イタリアの造船会社フィンカンティエリ傘下のVARDによる船体設計で ”VARD 9 15” を採用。長さ150m、幅28mの船体は日本の自然条件に最適な仕様となっており、水深の浅い海域から深い海域まで幅広いエリアで高い稼働率の作業が可能。ケーブル積載容量は国内最大級の9,000トンで最大吊り上げ能力400トンと100トンのクレーン2基を搭載し、DP Class 2のDPS(自動船位保持装置)により、変化の激しい海象条件のもとでも安全かつ高精度なケーブル施工を実現。ケーブル敷設システムは着脱可能となっており、Cable Laying ModeとConstruction Modeの切り替えが可能。将来本格化が見込まれる浮体式洋上風力の係留工事や海底直流送電(HVDC)網の構築など、次なる市場フェーズにも柔軟に対応できる拡張性を備えている。
| 船名 | DISCOVERY |
| 総トン数 | 18,985トン |
| 長さ | 150.1m |
| 幅 | 28m |
| 深さ | 12.2m |
| 喫水 | 7m(最大) |
| ケーブル容量 | 9,000トン |
| 甲板面積 | 2,000m2 |
| 速力 | 12ノット |
| 宿泊設備 | 90人 |
| DPS | Class 2 |
| クレーン | 400トン、100トン (動揺低減機能付き) |
| ハイブリッドシステム | バッテリー2,000kWh |
| 船籍 | 日本 |
| 母港 | 石狩湾新港 |


















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