GENMAが6,500トン吊り起重機船のクレーン製造を受注

2026年8月7日、江蘇潤邦重工(Jiangsu Rainbow Heavy Industries)は独自の揚重機器ブランドであるGENMAが6,500トン吊り起重機船のクレーン製造を受注したと発表。
GENMAは、江蘇潤邦重工の子会社である南通潤邦重機が2008年に設立した独自の揚重機器ブランド。
製造を受注したクレーンの仕様は、最大吊り上げ能力6,500トン、最大アウトリーチ113m、最大揚程132m。主にドックや沿岸海域において、重量物の吊り上げ作業に使用される予定。クレーンの製造は南通潤邦重機(Nantong Runbang Heavy Machinery)が担当する。
GENMAのフローティングクレーンは激しい気温差、高湿度、強風、船体の傾斜といった過酷な海洋環境に対応するため、主要部材には徹底した高耐久防錆処理を施しており、塩害のある海洋環境下でも長期間にわたり安定した稼働を保証。高度なインテリジェント電子制御システムを搭載し、複数フックの同期連動やデュアルブームの協調運転に対応。位置同期、負荷分散、自動姿勢補正などのアルゴリズムを組み込むことで、重量物吊り上げの精度と作業効率を高いレベルで両立。
構造、電気制御、ブレーキの各システムにおける多重冗長安全対策については、複数のセンサーによるリアルタイム監視や限界値超過時の自動警告・保護機能により、リスクの高い洋上吊り上げ作業に対して包括的な安全性を確保している。
さらにGENMAは、計画設計から本体製造、海上輸送、受入検査に至るまでの一貫した納入サービスに加え、純正の吊り具・治具の提供、現場でのトレーニング、長期保証など、設備のライフサイクル全体にわたる継続的かつ信頼性の高い運用をサポート。
気になる大型クレーンの納入先
6,500トン吊り起重機船のクレーン製造受注を発表した江蘇潤邦重工とGENMA Solutionsの公式サイトやLinkedInでは、納入先の情報について公表していない。
最大吊り上げ能力6,500トン吊りの新造起重機船だと、韓国のHanwha Oceanが2025年4月に建造を発表している。ただ、Hanwha Oceanは新造起重機船の船体寸法など詳細について明らかにしていないため、吊り上げ能力以外で検証することは出来ない。

















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