米国「Vineyard Wind」で風力タービンブレード損傷

米国「Vineyard Wind」で風力タービンブレード損傷 事件・事故
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米国「Vineyard Wind」で風力タービンブレード損傷

Vineyard Wind のプレスリリース【2024年7月15日掲載】

Vineyard Wind Statement on Offshore Incident

(Vineyard Windのオフショア事故に関する声明)

https://www.vineyardwind.com/press-releases/2024/7/15/vineyard-wind-statement-on-offshore-incident?rq=offshore%20incident

2024年7月15日、Avangrid と Copenhagen Infrastructure Partners(CIP)の合弁会社であるVineyard Windは、プレスリリースで「Vineyard Wind 1」の風力タービンブレード損傷に関する声明を発表。

Vineyard Wind の声明によると、7月13日土曜日の夕方に洋上開発エリアで風力タービンブレードが損傷。事故発生当時、風力タービンの近くには作業関係者や第三者はおらず、けが人は出ていないという。Vineyard Wind はこのような事故への対応を導く詳細な計画を策定しており、その計画に従って安全境界を設定し、アメリカ沿岸警備隊と協力した上で注意喚起を促す通知を発行。

風力タービンの製造業者であり設置請負業者でもある GE は現在、事故の根本原因の分析を進めているという。

事故の詳細については説明が無いので、損傷した風力タービンブレードがどのような状態なのか、そして、設置が完了した後に損傷したのか、それとも設置中の事故なのかについても不明。何が起きたんだろう・・。続報が掲載されれば記事で取り上げます。

「Vineyard Wind 1」の概要

「Vineyard Wind 1」の概要
  • 設置位置:マサチューセッツ州 マーサズ・ヴィンヤード島沖15マイル
  • 発電容量:800MW
  • 風力タービン:GE Haliade-X 13MW、62基
  • 風車基礎:着床式、モノパイル
  • 運転開始予定:2024年

設置したGE製の風力タービン「Haliade-X」の出力は13MWで、1基当たりの発電電力量は6,000以上の家庭で消費する電力量に相当するという。「Vineyard Wind 1」では、62基の風力タービン設置が計画されており総発電容量は806MW。運転を開始するとマサチューセッツ州の40万以上の家庭や企業で消費する電力の供給が見込まれている。

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