トルコのCemre Shipyardでeメタノール燃料SOV進水

トルコのCemre Shipyardでeメタノール燃料SOV進水 洋上風力発電
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トルコのCemre Shipyardでeメタノール燃料SOV進水

2024年6月1日、世界初のe-メタノールを燃料とする Esvagt 向けとなるSOVがトルコの Cemre Shipyard で進水。

進水したSOV(Service Operation Vessel)は、HAV Designによる船体設計で Esvagt との共同開発として10隻目になるという。船体寸法は長さ93m、幅19.6m、124人分の宿泊設備を備えている。そして、再生可能エネルギー由来の電力で製造するe-メタノールを燃料とする2元燃料エンジンとバッテリーを搭載しており、年間約4,500トンのCO2排出量削減が見込まれている。

Esvagt と Ørsted は2022年4月8日にグリーン燃料で運航する世界初のSOVへの投資決定を発表。そして、同月末にEsvagt は Cemre Shipyard との建造契約を発表していました。建造中のSOVは2024年に竣工する予定となっており、「Hornsea 2」で稼働するという。さらに Esvagt と Ørsted は、2023年7月に2隻目となる姉妹船のメタノール燃料SOV建造契約を Cemre Shipyard と締結しています。

公開された進水時の船体画像を見ると層状になっているブリッジ上部の構造が確認できますが、何のためなのかはよく分かりません。Esvagt がウェブサイトに掲載している他のSOV保有船9隻を見ても同様の構造になっているものはありませんでした。特に深い意味は無いのかもしれませんが・・気になる。

建造中のSOV概要

船名未定
長さ93m
19.6m
喫水6.5m
速力14ノット
宿泊設備124人
出典:CEMRE SHIPYARD
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