広西チワン族自治区にXXXLモノパイル生産施設 12月完成予定
Phase 1 Construction of Qinzhou Yard Successfully Concludes
(欽州ヤードの第 1 期建設が無事に完了)
https://www.cssc-cwhi.com/details.html?id=7
2023年5月5日、CNOOD Wechong Heavy Industries (CWHI)は、中国南部 広西チワン族自治区 欽州港のXXXLモノパイル生産施設に対する最終投資決定を下したと発表した。
生産施設はフェーズ1の建設段階が完了し、フェーズ2の建設に入り2023年12月に完了する予定。
生産施設の建屋は全長370m、幅39m、高さ54mで、洋上風力向けとなる8つの生産ラインがあり、年間生産能力は65万トン。最大直径15m、重量4,500トンのXXXLモノパイル144基の生産が可能。
高い生産能力に加えて製品の保管エリアや出荷をおこなう岸壁も同時に整備されているようです。
製品の出荷を行う岸壁は、長さ307m、水深12mで最大10万トン規模の船舶を係留することができ、製品保管エリアの面積は86,000m2あり、平米当たり20トンの積載重量に耐える仕様になっているそうです。
世界最大規模のモノパイル生産施設
CWHI | Sif Group アップグレード後 | Dajin Offshore 蓬莱生産基地 | |
年間製造能力 | 65万トン | 50万トン | 50万トン |
最大直径 | 15m | 11m | 11.5m |
最大重量 | 4,500トン | 2,500トン | 2,500トン |
世界最大規模のモノパイル生産基地の生産能力を比較。他にも有名どころはありますが、最近記事で取り上げた生産施設と比較してみると、確かに年間製造能力65万トンは他と比べても最大。取り扱い可能なモノパイルの形状も最大となっている。Dajin Offshoreについては、陽江市の生産基地が2025年に直径15m、重量4,000トンのモノパイル製造が可能になる。
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