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最大水深100mにモノパイル設置、Sifが実証プロジェクトに参加

最大水深100mにモノパイル設置、Sifが実証プロジェクトに参加 洋上風力発電
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最大水深100mにモノパイル設置、Sifが実証プロジェクトに参加

SIF GROUPの掲載記事【2023年10月3日掲載】

Sif Netherlands signs MOU with Entrion Wind to partake in the demonstration project of the FRP monopile

(Sif Netherlands、Entrion WindとFRPモノパイルの実証プロジェクトに参加する覚書を締結)

https://sif-group.com/en/news/sif-netherlands-signs-mou-with-entrion-wind-to-partake-in-the-demonstration-project-of-the-frp-monopile/

2023年10月3日、オランダの風力タービン基礎製造を手掛ける Sif は、Entrion Wind が開発している完全拘束プラットフォーム (FRP,Fully Restrained Platform) モノパイル実証プロジェクトに参加するための覚書(MoU,Memorandum of Understanding)を締結したと発表しました。

Sif Netherlands は、FRPモノパイル実証プロジェクトの全体的な計画、詳細設計に加えて、モノパイルの供給も支援する予定。

Entrion Wind が開発するFRPモノパイルは、着床式技術と浮体式技術を組み合わせており、モノパイルの設置水深を最大100mまで拡張することができるという。2023年3月には、ノルウェー・オスロに本部を置く船級協会DNVから”Statement of Feasibility”(実現可能性に関する声明)を取得し、概念的に実現可能であると考えられており、さらなる開発と認定の有望な候補であることが確認されている。

FRP(完全拘束プラットフォーム)モノパイルの概要

FRPモノパイルは、一体型の”air-can”を備えたモノパイル、ロードリングを備えたトランジションピース、係留システムで構成されているという。

係留システムの反力としてアンカー杭またはサクションパイルを使用し、打設後のモノパイルに取り付けたトランジションピースのロードリングと杭を繋ぎ緊張することでモノパイルの動きを抑制。

支線式鉄塔
出典:Wikipedia | パブリック・ドメイン, リンク

イメージ的には、画像みたいな支線式鉄塔のように設置したモノパイル上部を海底に設置した杭から引っ張って固定するという感じでしょうか。

確かに、モノパイルは固定できそうな気はします。しかし、その上に巨大な風力タービンを立てるとなると少し不安な気もする。風力タービン設置後にタワーからも控えを取ると安定性の補強になりそうですが、航行船舶の支障になるのでダメかも。

1つ気になったのは海底に設置した反力の杭と繋ぐのがトランジションピースという点。モノパイル打設後にトランジションピース設置する時は、どのような転倒対策を取っているのでしょうか。モノパイルの根入れ深さにもよりますが、何もしないと倒れてきそう。

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