台湾の中能洋上風力で全31基のジャケット基礎設置完了
2024年3月4日、台湾の中能洋上風力発電所(Zhong Neng Offshore Wind Farm)で全31基のジャケット基礎設置が完了したと中能洋上風力発電所CEO Joris Hol氏がLinkedInへの投稿で明らかにしました。Copenhagen Offshore PartnersのJoris Hol氏は、渢妙洋上風力発電所(Feng Miao Offshore wind farm)のCEOという肩書も持っている。
Joris Hol氏は、課題はまだ残っているが、中能洋上風力発電所は2024年後半の完成を目指し、残っている建設工事の遂行に最善の努力を続けていくと投稿の中で述べています。
中能洋上風力発電所では、2023年8月から4,000トン吊りクレーン船「Green Jade」によるジャケット設置作業が開始されていました。2023年6月に完成・引き渡しがおこなわれたクレーン船「Green Jade」にとって中能洋上風力発電所が初作業の現場。
4,000トン吊りクレーン船「Green Jade」
船名 | Green Jade (環海翡翠) |
吊上能力 | 4,000トン吊 |
長さ | 216.5m |
幅 | 49.0m |
深さ | 16.8m |
DPS | DP3 |
甲板スペース | 168m×49m |
甲板強度 | 20t/m2 |
宿泊設備 | 160人 |
建造年 | 2023年 6月 |
所有会社 | CDWE |
台湾の中能洋上風力で「Green Jade」によるジャケット設置
台湾西部の彰化県沖で建設が進められている中能洋上風力で4,000トン吊りクレーン船「Green Jade」によるジャケット設置作業が始まりました。「Green Jade」は台湾初の洋上風力向け自航式大型クレーン船で、今回の作業が初施工。
4,000トン吊りクレーン船「Green Jade」ついに完成
2023年6月30日、台湾南部の高雄市にある台湾国際造船股份有限公司(CSBC)で建造していた4,000トン吊り自航式クレーン船「Green Jade」(環海翡翠)の引き渡しがおこなわれました。
よく読まれている記事