長さ200m、最大2,000トン吊りゴライアスクレーン組立
中国の江蘇省 南通市にある恵生(南通)重工有限公司で2,000トン吊りゴライアスクレーンの組み立てがおこなわれており、長さ200mのガーダーと呼ばれる梁部材の吊り上げが開始されました。
ガーダー上には2つのトロリーが搭載されており、トロリー1基当たりの吊り上げ能力は500トン吊りフック2基で1,000トン。最大2,000トンの吊り上げ能力があるという。
造船所全体の拡張工事を実施
出典:WISON
恵生(南通)重工有限公司の南通基地では、2,000トンのゴライアスクレーン設置以外にも造船所全体の拡張工事を実施。主要な拡張プロジェクトは以下の4つ。
拡張プロジェクトに含まれているSPBタンク製造施設のSPBタンクとは、Self supporting Prismatic Shape IMO type Bと呼ばれる国際海事機関(IMO)の定める液化ガス運搬船に関する国際規則における「タイプB」貨物タンクの要求を満足する自立角型方式タンクのことで、日本企業のIHIが開発したそうです。
拡張プロジェクトのうちゴライアスクレーン設置とドック拡張は2023年11月末までに完了する予定。
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