大金重工が大型甲板輸送船を起工、2026年第2四半期進水予定

大金重工が大型甲板輸送船を起工、2026年第2四半期進水予定 船舶
スポンサーリンク

大金重工が大型甲板輸送船を起工、2026年第2四半期進水予定

大型甲板輸送船(建造番号:DJ11)の起工式
出典:龙de船人

2025年10月13日、中国のDajin Heavy Industry(大金重工)は大型甲板輸送船(建造番号:DJ11)の起工式をおこないました。

起工式をおこなった大型甲板輸送船は大金重工が独自に開発・建造しており、長さ239.8m、幅51m、貨物エリア11,300m2。貨物積載量、荷役方式、輸送効率において大きな利点を備え、浮体式基礎や石油・ガスモジュールなどの超大型海洋設備の輸送に適しているという。

2026年第2四半期に進水予定。

2週間で3つのマイルストーンを達成

出典:Dajin Heavy Industry
大金重工の掲載情報【2025年10月17日掲載】

值得关注的是,在两周时间内,盘锦大金先后实现“一船开工、一船铺底、一船下水”的重大节点三连突破,三大项目齐头并进、多点开花,创下船厂同期节点达成新纪录。

(特筆すべきは、2週間という短期間で、盤錦大金が「1隻の建造開始、1隻の起工、1隻の進水」という3つの節目を連続して達成したことです。これら3つの主要プロジェクトは同時進行し、大きな進展を遂げ、同時期に同造船所が達成したマイルストーンの新記録を樹立しました。)

出典:https://www.dajin.cn/index/index/detail?id=172&lang=CN

2025年10月17日に大金重工は大型甲板輸送船(建造番号:DJ11)の起工式を発表した記事の中で、2週間のうちに3つのマイルストーンを達成したと述べています。

3つのマイルストーンとは、着工(建造開始)、起工、進水を指しており、進水に関しては起工式の3日前にあたる10月10日に4万トンの大型甲板輸送船「KING ONE」の進水が発表されています。

着工(建造開始)に関しては発表されていないようですが、大金重工は将来的にシリーズ船でトン数の異なる超大型甲板輸送船10~20隻の独自輸送艦隊形成を明らかにしており、現在は2~4隻の甲板輸送船を開始する第1段階ということなので、3隻の輸送船を同時進行で建造中のようです。

スポンサーリンク
興味深い海の世界

あらゆるものが巨大な海の世界。
なかでもインパクトの強い画像を中心に海の世界を紹介。

スポンサーリンク
世界のサルベージ オペレーション

来島海峡で水深60mの海底に沈んだ全長約170mの「白虎」引き揚げをはじめ、日本国内でも多くのサルベージオペレーションがおこなわれています。
世界各地で実施されている困難なサルベージの数々を紹介。

Crane1000をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

タイトルとURLをコピーしました