マレーシアで開催されていたフリートウィークのデモンストレーション中に制御を失った船がマレーシア海軍のコルベット「KD LAKSAMANA TAN PUSMAH」に衝突する事故が発生。事故により衝突されたコルベットは船体に穴があく損傷を受けましたが、負傷者などは報告されていない。
マレーシア海軍のフリートウィーク中に衝突事故が発生
事故が起きたのは2022年12月29日、マレーシア西部のペラ州にあるルムット(Lumut)で開催されていたマレーシア海軍の「Hari Terbuka Armada」と呼ばれるフリートウィークに行われていたデモンストレーション中に起きた。
ルムットにあるマレーシア海軍の桟橋付近で不審船を迎撃するという想定のデモンストレーションを行っていたところ、1隻の高速戦闘艇がコルベット「KD LAKSAMANA TAN PUSMAH」にかなりのスピードが出ている状態のまま突っ込んで衝突。
衝突事故を起こしたのは「FCB 1022」という高速戦闘艇(Fast Combat Boat)。
衝突されたコルベット「KD LAKSAMANA TAN PUSMAH」には、高速戦闘艇の尖った船首が衝突した衝撃で2m×1mの引き裂かれたような穴があいてしまいました。幸いなことに負傷者などは報告されていませんが、事故原因などを調査する調査委員会が設置されたそうです。
― マレーシア海軍の艦船接頭辞「KD」について ―
衝突事故の動画
動画を見ると、結構なスピードが出た状態で突っ込んでくる高速戦闘艇「FCB 1022」の近くに見物している人がいて、間一髪な感じで避けるところが少しヒヤッとします。ですが、個人的には水面近くを低空で飛行するヘリコプターの方が見てて怖かった。
負傷者は出ていないので安心して動画をご覧ください。
よく読まれている記事