1,200トン吊りSEP船の同型船「华夏金租神大02」進水
2023年6月2日、江蘇省南通市にある南通港闸船舶制造有限公司で建造している1,200トン吊りSEP起重機船「华夏金租神大02」(hua xia jin zu shen da 02)の進水式が行われたそうです。
最近、メインクレーンの搭載を開始した「华夏金租神大01」と同型船で、建造する場所は違いますが2022年8月のほぼ同じ日に建造を開始。その起工式以降、建造進捗情報がありませんでしたが1番船から遅れること約1.5カ月で進水。
同型船2隻の起工式
SEP船「华夏金租神大02」の概要
同型船なので船体仕様は1番船とほぼ同じになっている。船体寸法は、全長106.6m、幅44.2m、深さ8.45m。搭載されるクレーン能力は、1,200トンのメインクレーンと300トンの補助クレーンで、どちらもLEC(Leg Encircling Crane)を採用。最大揚程は甲板上から150m、水面上から185m。16MWの風力タービン設置ができるという。
船体仕様以外で違う点として、船体の船尾側に描かれている船籍港が「华夏金租神大01」は広州港(GUANG ZHOU GANG)ですが、「华夏金租神大02」は上海港(SHANG HAI GANG)になっていました。
船名 | 华夏金租神大02 |
クレーン能力 | 1,200トン(メイン) 300トン(補助) |
長さ | 106.6m |
幅 | 44.2m |
深さ | 8.45m |
レグ長さ | 110m |
作業水深 | 60m(最大) |
宿泊設備 | 90人 |
プロペラ | アジマス 2,000kW×2(船尾) トンネル 1,500kW×2(船首) |
DPS | DP-1 |
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