佐賀県唐津市で苛性ソーダを積んだケミカルタンカー「東阿丸」座礁

2026年9月10日22時ごろ、佐賀県唐津市鎮西町波戸の海岸にケミカルタンカー「東阿丸」(全長51.95m、総トン数343トン)が座礁する事故発生。
AIS情報によると、ケミカルタンカー「東阿丸」は9月10日11時30分ごろに山口県周南市の東ソー・ファインケムを出港し、9月11日11時 到着予定で佐賀県伊万里市へ向かって航行していた。
報道されている情報によると、座礁後にケミカルタンカー「東阿丸」の船長は「船首から浅瀬に突っ込んだ」と海上保安庁へ118番通報。乗船していた乗組員4人にケガは無く、船体損傷による浸水や積荷の苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)および油の流出も確認されていないという。座礁事故が起きた翌日の9月11日12時ごろ、離礁に成功。
AIS情報で座礁直前の航跡を確認することは出来ませんでした。伊万里へのルートを考えると不自然な位置で座礁しているため、到着時間を考慮して付近で調整するつもりだったのかもしれませんが、詳細は不明。積荷の苛性ソーダは、日本の毒物及び劇物取締法によって劇物に指定されており、人体に対して強アルカリ性に起因する腐食性をもち、皮膚の熱傷や失明を引き起こす可能性がある。今回の座礁事故で積荷である苛性ソーダの流出は確認されていないという事ですが、荷役中および海上輸送時、ひとたび事故が起きると当事者だけでなく広範囲に被害が及ぶということを念頭に置き、安全運航に努めて欲しい。
AIS情報による座礁位置

ケミカルタンカー「東阿丸」

出典:東阿海運株式会社
| 船名 | 東阿丸 |
| 総トン数 | 343トン |
| 長さ | 51.95m |
| 幅 | 9m |
| 建造場所 | 興亜産業株式会社 |
| 建造年 | 2019年12月 |

















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