2022年1月に完成した中国の杭打ち船「一航津桩」が建造後初となる作業を行うために江蘇省を出港。目的地の浙江省舟山では橋の建設に関係した作業をおこなうようです。
中国の杭打ち船「一航津桩」が初作業に向けて出港
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中国の杭打ち船「一航津桩」(YI HANG JIN ZHUANG)が江蘇省南通市を出港し、約300km(162海里)離れた浙江省舟山に向かい、橋の建設に関係した作業を行うようです。作業についての詳細は不明ですが、杭打ち船なので橋脚の基礎杭などの杭打ちをおこなうのでしょう。リーダーと呼ばれる杭を打設する時に使用する櫓も巨大なので打設する杭の径や長さが気になところなので作業の詳細情報が入れば調べてみます。
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杭打ち船「一航津桩」の概要
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杭打ち船「一航津桩」の大きさは、全長124m、幅39m、深さ8m、リーダーと呼ばれる櫓の高さは142m。打設することが出来る杭の大きさは直径6m、長さ118m + 水深、重量700トン。
日本にもリーダーを搭載している杭打ち船はいますが、旋回できないタイプってもういないですよね。見ることが出来ない海底の地盤に杭を打設する作業はいろんなことを想像しながら施工を進めていかないといけないので、かなり特殊で専門性が高い分野ですが、固定式の杭打ち船だとさらに難易度が上がりそう。なぜ、今の時代にこの作業船を建造したんでしょうか。意図が知りたい。施工の様子が見れればその辺も分かるかもしれないので、引き続き動静に注目してみます。
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