2021年10月に完成した中国の2,200トン吊り低頭起重機船「铁建大桥起1」(tie jian da qiao qi 1)が予定通り、「澳氹第四條跨海大橋」の橋桁設置を開始。
「铁建大桥起1」完成時の記事
澳氹第四條跨海大橋
マカオとタイパを結ぶ「澳氹第四條跨海大橋」の建設は2020年8月に着工している。橋の全長は約3.1km、そのうち約2.9kmが海上部。
完成予定は2024年1月。
低頭式の由来はマカオ国際空港
👆上の地図を見ても分かるように、建設する「澳氹第四條跨海大橋」の南側にはマカオ国際空港があり、橋の建設海域では航空制限が60m以下になっているそうです。
橋桁の設置
低頭起重機船「铁建大桥起1」による最初の橋桁設置が行われたのは2022年5月27日、鋼桁で桁長さは60m。
最大重量は2,000トン
工事完了までに72基の橋桁設置が行われる予定で、最も重たい橋桁重量は2,000トン。
1基目の橋桁設置では起重機船の4つあるメインフックの内、2つだけを使用して設置している。2,200トン吊りなので、桁重量は1,000トン未満なのでしょう。見た感じの桁幅も狭いので、設置したのは北側の分岐した支流部分なのかも。
工事の進捗状況
Wikipediaに工事の進捗が分かり易い定点画像を載せてくれてる方がいました。
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