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1,600トン吊りSEP船「巨杰1600」建造情報

1,600トン吊りSEP船「巨杰1600」建造情報 起重機船、クレーン船
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1,600トン吊りSEP船「巨杰1600」

建造中の1,600トン吊りSEP起重機船「巨杰1600」
出典:南通象屿海洋装备有限责任公司

中国 江蘇省南通市の南通象嶼海洋装備有限責任公司で建造している巨杰科技発展集団股份有限公司向けのSEP起重機船「巨杰1600」。2022年5月に建造が開始され、2023年4月に進水、そしてこのたび出渠したようです。今後は、メインクレーンの搭載やレグの延長がおこなわれる予定。完成時期は不明。

SEP起重機船「巨杰1600」(JU JIE 1600)に搭載されるクレーンは、1,600トン吊りのメインクレーンと250トン吊りの補助クレーン。補助クレーンの方はすでに設置されていますが、メインクレーンの設置作業はこれからという段階。船体寸法は長さ123.95m、幅48m、深さ9.5m、レグ長さは不明ですが最大作業水深は70m。

進水時の様子(2023年4月)
出典:巨杰科技发展集团股份有限公司

船尾には2,400kwのアジマススラスター3基と船首に2,000kwのサイドスラスター2基を搭載し、自航式で設計速力は8ノット。

動力となる発電機には、出力2,340kwのメイン発電機6台を備え、その他に800kwの停泊用発電機1台、400kwの非常用発電機1台を積んでいる。

クレーンの揚程は不明ですが、最大で20MW風力タービン設置が可能で、自船の甲板上で風力タービンを組み立てる機能を備えているという。

船名巨杰1600
(JU JIE 1600)
クレーン能力主:1600トン
補助:250トン
長さ123.95m
48m
深さ9.5m
レグ長さ不明
最大作業水深70m
プロペラ2,400kwアジマススラスター×3
2,000kwサイドスラスター×2
設計速力8ノット
DPSDP-2
宿泊設備118人
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