デンマーク沖でMAERSKのコンテナ船からコンテナ流出
2023年12月22日、デンマーク沖を航行していた全長399mのコンテナ船「MAYVIEW MAERSK」に積まれていた複数のコンテナが荒天により海上へ流出するという事故が発生。コンテナ船「MAYVIEW MAERSK」は、ドイツのブレーマーハーフェンからポーランドのグダニスクへ向かっていました。
報道されている情報によると、コンテナ船「MAYVIEW MAERSK」から46個のコンテナが流出し、少なくとも4個のコンテナが海岸に漂着。船に積まれていたコンテナ積載数量は不明ですが、グダニスク到着後に検査がおこなわれる予定になっており、海上へ流出しなかったコンテナについても損傷している可能性があるという。
コンテナ船「MAYVIEW MAERSK」を襲った嵐は、北海で大波によりブリッジが浸水して航行不能に陥ったクルーズ船「MS Maud」の事故を引き起こしたものと同じもののようです。
ジャマーバグト周辺に多くの漂着物
流出したコンテナや破損したコンテナから流出した貨物が漂着している地域を管轄するデンマークのユトランド警察は、Xの投稿で地元住民へ向けて窃盗になる可能性があるため漂着物に触らないように呼び掛け、注意喚起をおこなっています。
【ユトランド警察のX投稿 翻訳】
現在、海でコンテナが紛失したため、特にジャマーバグト周辺の海岸で清掃作業が行われています。 これに対処するのがライフガードの仕事です。
出典:X | Nordjyllands Politi(@NjylPoliti)
私たちは現場での監督のみを行っており、コンテナ漂着による影響は所有権関係に起因する場合が多いと指摘しています。 したがって、国民としてそれを一緒に集めると窃盗になる可能性があるので、入れてはいけません。
要するに、何もしないでください。
コンテナ船「MAYVIEW MAERSK」
船名 | MAYVIEW MAERSK |
総トン数 | 194,849トン |
コンテナ容量 | 18,340TEU |
長さ | 399m |
幅 | 60m |
船籍 | デンマーク |
建造年 | 2014年 |
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