クレーン船、起重機船を中心とした、海に関係する幅広いクイズ。
問題数は 5問(★~★★) + 1問(★★★) = 6問。
ちょっとした暇つぶしと思って気軽に見て下さい。
クイズ スタート!
👇下の画像で船の ”喫水”(きっすい、draft) を表しているのは、1~3のどれでしょう?

答え 3 が喫水
喫水とは、船の水面以下に沈んでいる深さ。1,2はそれぞれ 船の深さと乾舷。

海の安全を守る海上保安庁は日本の行政機関のひとつです。日本政府の組織の中で、ある省の外局ですが、何省の外局でしょうか?下の4つの中から選択。
- 厚生労働省
- 経済産業省
- 国土交通省
- 外務省
答え 3.国土交通省
海上保安庁(Japan Coast Guard)は、海上における人命・財産の保護、法律違反の予防・捜査・鎮圧を任務とする国土交通省の外局。モットーは「正義仁愛」。
海の世界で、長さの単位として使用される ”海里”(かいり)。では、1海里は何m?
ヒント 約40,000m÷360度÷60分
答え 1,852m
海里の定義は、「地球上における緯度の1分角の弧長」。ちなみに、1時間に1海里進むスピードのことを1ノット(knot)と言い、船の速力を表す時に使われます。
1,852mの覚え方

カレンダーを縦に読むと、どの月も1日の下には1,852mが出てくるので忘れた場合はカレンダーを見よう!
起重機船のジブ先端だけで船名を判別。
この起重機船の船名は何?(ジブ側面の会社名は画像処理してます)

ヒント 日本の起重機船 TOP3の1隻
気象庁などが発表する波浪予報の波の高さは「有義波高」が使用されています。では、その「有義波高」とはどういう波のことでしょうか? 1~3より選択。
- 全ての波の高さの平均値
- 高い順に波の高さを並べた時の上位1/3の平均値
- 高い順に波の高さを並べた時の上位1/3を除外した残りの平均値
答え 2.高い順に波の高さを並べた時の上位1/3の平均値
有義波高は、目視で観測される波高にほぼ等しいと言われています。確率上では、同じような波の状態が続くとき、100波に1波は有義波高の1.5倍、1,000波に1波は2倍近い高波が出現します。
とある港にクレーン船が入港し、これから岸壁に係留するようです。

👆上の図のような状況の場合、一般的に係留設備1~3の内、どの位置から係留作業を始めていくでしょうか?
ヒント 風向きに注目
答え ①の係留設備から係留作業を始める。
作業船で係留や係留解除を行う場合、風向きには敏感で常にどっちから風が吹いているのかを確認しながら作業しています。係留ラインは風上側から取り始めるのが一般的で、逆に係留解除を行う場合は風上側を最後に取り外す。現場の地形条件や補助ボートの隻数などによっては、セオリーでは無い方法で行う場合もある。
クイズはどうだったでしょう。楽しんで頂けましたか?
問題考えるのは結構大変で、思ったより時間がかかりましたが、気が向いたら続編も作成しますのでお楽しみに。
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