CS WINDがBorkum Riffgrund 3向けモノパイル製造完了
CS WIND Offshoreは、ドイツ沖で建設が進められている洋上風力発電所「Borkum Riffgrund 3」向けとなるモノパイル40基の製造を完了したことを発表。
ドイツのボルクム島から約53km沖合の北海で建設が進められている洋上風力発電所「Borkum Riffgrund 3」で使用するモノパイル製造については、2021年9月にドイツのノルデンハムにあるSteelwindとデンマークのLindøにあるBladt IndustriesがØrstedと製造契約を締結。その後、2023年にCS WIND OffshoreがBladt Industriesを買収しています。
2023年12月には、Jan De Nul が所有する5,000トン吊りクレーン船「Les Alizés」により1基目のモノパイル設置完了が公表され、2024年6月にはSeaway7の2,500トン吊りSEP起重機船「Seaway Ventus」によって1基目の風力タービン設置が完了。
「Gode Wind 3」と「Borkum Riffgrund 3」
デンマークのØrstedによって開発が進められているドイツの着床式洋上風力発電所「Gode Wind 3」と「Borkum Riffgrund 3」。ともに2023年夏の着工が予定されており、風力タービンはSiemens Gamesaの出力11MW「SG 11.0-200 DD」を合わせて106基設置する。運転開始の予定は規模の小さい「Gode Wind 3」(242MW)が2024年、「Borkum Riffgrund 3」(900MW)が2025年となっている。
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