Baltic Eagleの洋上変電所が完成 設置はThialf

洋上風力発電

 バルト海に建設中のBaltic Eagle wind farmの洋上変電所が完成。重量 約4,250トンのトップサイドを設置するのは、現在 Arcadis Ost 1 でタービン設置を行っている世界で2番目に大きなクレーン船「Thialf」。

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Baltic Eagleの洋上変電所が完成 設置を行うのは「Thialf」

 Iberdrola は、建設を進めているドイツのBaltic Eagle wind farmに設置する洋上変電所が完成したことを発表。Baltic Eagle wind farmは、ドイツのリューゲン島から北東へ約30kmのバルト海で建設が進められており、2023年4月からモノパイル設置が開始される予定。

「BALTIC EAGLE」の概要
  • 設置位置:ドイツ リューゲン島から北東へ約30kmのバルト海、水深40~45m
  • 発電容量:MHI Vestas V174-9.5 MWタービン 9.53 MW×50基=476MW
  • 風車基礎:着床式、モノパイル(長さ90m、最大重量1,421トン)
  • 風車形状:ローター直径 174m、ブレード長さ 85m(35トン/枚)、ナセル重量 390トン、全高 197m、ハブ高さ 110m
  • 完成予定:2024年末

洋上変電所設置は「Thialf」

 完成した洋上変電所は5つの階層で構成されており、重量は約4,250トン。それを支える基礎はジャケット式で重量は約2,900トン。

 設置を行うのは世界で2番目に大きな吊り上げ能力のクレーン船「Tnialf」。現在、Baltic Eagleの近くにあるArcadis Ost 1でタービン設置を行っており、そちらの作業が完了した後に洋上変電所の設置を行うものとみられる。

 洋上変電所には、吊り上げ用のワイヤーが仕込まれていますが、極太。吊り上げ用のピースはトップサイドの4箇所に設置されていて、トラニオンと呼ばれるワイヤーを直接かけるタイプ。使用されているワイヤーは4本だけで、さつま加工されたアイ部分をトラニオン側にかけて使用。画像で見ると、とても太いワイヤーなんですが綺麗に並べてあるので、柔らかくて扱いやすそうな感じに見えますね。実際は人力では持ち上げられないくらい重たいと思いますが。

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モノパイル設置は「Svanen」

モノパイルを打設する「Svanen」
出典:Van Oord
モノパイルを打設する「Svanen」
出典:Youtube | Van Oord

 モノパイル打設を行うのは、Van Oordが所有する特殊杭打ち船「Svanen」。実績も豊富にあり、大口径の杭打ち作業に特化した特殊な作業船。「Svanen」は通常のクレーン船とは異なり、旋回することが出来ないので重量物運搬船や一般的な台船に積み込みされた資材を荷受けすることが出来ない。その為、モノパイルは、”フロ-ト輸送”すなわち海面に浮かべた状態で運搬し、荷受けするという方法で施工が行われる。

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完成した洋上変電所の動画

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