Hollandse Kust westの洋上変電所ジャケット設置
2024年5月22日、TenneTはHollandse Kust(west Beta)の洋上変電所ジャケット設置が完了したと発表。設置をおこなったのは、Heerema Marine Contractorsの20,000トン吊りクレーン船「Sleipnir」。
ジャケットはSmuldersとEquansが建造し、固定用の基礎杭4本はSifが製造。2024年4月末にジャケットと基礎杭を輸送台船「H-406」へ積み込む作業がオランダのフリッシンゲンでおこなわれ、2024年5月16日にエグモント・アーン・ゼーの海岸から約53km離れた設置場所へ曳航。
高さ49m、重量2,300トンのジャケットは設置場所に据え付け後、最大で長さ79mの基礎杭4本をジャケットの4隅に打設して固定。基礎杭は海底に50m以上打ち込まれているという。その後、基礎杭を挿入したジャケット4隅の導管と基礎杭の間をグラウトで充填して設置作業は完了。
ジャケット上部に設置するトップサイドは、ベルギーのホーボーケン(Hoboken)にあるEquansのヤードで建造中。設置作業は2025年に実施される予定。
出典:TenneT
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