台湾の「Hai Long 3」で最初の風力タービン設置

台湾の「Hai Long 3」で最初の風力タービン設置 洋上風力発電
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台湾の「Hai Long 3」で最初の風力タービン設置

「Hai Long 3 Offshore Wind Farm」の最初の風力タービン
出典:Hai Long Offshore Wind

2026年3月20日、台湾の「Hai Long 3 Offshore Wind Farm」で最初の風力タービン設置完了が発表されました。

Hai Long Offshore Wind」(海龍洋上風力発電所)は、Northland Power三井物産Gentariで構成されるHai Long Offshore Wind Projectが2A(300MW)、2B(232MW)、3(512MW)という3つのフェーズに分けて開発を進めている。Siemens Gamesaの14MW風力タービン「SG 14-222 DD」73基と洋上変電所2基を設置する計画。

今回、最初の風力タービン設置が完了した「Hai Long 3 Offshore Wind Farm」の風力タービン設置数は36基。2026年末までに送電網への完全接続に向けて設置作業が進められている。

風力タービン設置をおこなったのは、SEP起重機船Sea Challenger」。シンガポールのSeatriumでメインクレーンを1,600トン吊りに増強するアップグレード完了後、初作業となる。アップグレード前、900トン吊りだったSEP起重機船「Sea Challenger」はDEME Offshore所有でしたが、アップグレードおよび日本船籍化した上で五洋建設とDEMEの合弁会社であるJapan Offshore Marine(JOM)所有となることが発表されていました。2026年3月16日、日本船籍に変更して日本国内で稼働させるまでの間、海外で稼働させるためJOMの100%子会社Japan Offshore Marine DK (JOMDK)への現物出資による増資が決定し、SEP起重機船「Sea Challenger」の所有者はJOMDKへ変更され、台湾での作業に向けた準備がおこなわれていました。

Global Wind Energy Council(GWEC)の統計によると、台湾の洋上風力発電容量は現在世界で5位。総容量1GWを超える「Hai Long Offshore Wind」は、台湾国内で最も象徴的な旗艦開発のひとつ。

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1,600トン吊りSEP起重機船「Sea Challenger」
出典:Hai Long Offshore Wind

台中工場で製造したナセル使用

Siemens Gamesaは、2021年に台湾中西部の台中港に建設した敷地面積約3万平方メートルの洋上向けナセル組立工場を3倍の約9万平方メートルに拡張する工事を実施。2022年9月に拡張工事に着手し、2024年に拡張工場は操業を開始。

「Hai Long Offshore Wind」で設置する「SG 14-222 DD」のナセルは拡張工事がおこなわれた台中工場で製造されている。

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「Hai Long Offshore Wind」の概要

海龍洋上風力(Hai Long Offshore Wind)の概要
  • 設置位置:台湾 彰化県の海岸から45~70km沖合、水深(2A・2B=35~55m、3=40~60m)
  • 発電容量:1,044MW(2A=300MW、2B=232MW、3=512MW)
  • 風力タービン:Siemens Gamesa SG 14-222 DD、73基
  • 風車基礎:着床式、ジャケット
  • 運転開始予定:2025年6月から段階的に接続、2026年末までに完全接続予定
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